巨樹・古樹・老樹 その1 金剛山の夫婦杉
今から1300年以上前の奈良時代に、
山頂の
聖なる地域としての歴史が古い金剛山山頂では、奈良・京都・大阪に近いにもかかわらず、杉の巨木が今も残っています。
その一つが転法輪寺と葛木神社の間にある
日本中に「夫婦杉」はありますが、こちらも二本のスギが根元で一つになっています。

金剛山の夫婦杉
元は同じ苗が二つに分かれて育ったのか、たまたま偶然隣り合わせに苗が育ったのかわかりません。
根元を見る限り、別々の杉が一つになったように見えます。
ブナは根から毒のある成分を出し、ほかのブナが近くに育たないようにするようです。
確かに「夫婦ブナ」を金剛山では見た記憶がありません。
別の木でも一緒に育つ杉ですが、視線を上に向けると枝はお互いの幹や枝を避けているように見えます。
もしかすると幹もやむなく一緒になっただけなのでしょうか。
いやいや、夫婦杉ですからそんなことはありません。
たぶん……

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