金剛山の見えないカエル
大阪と奈良の府県境にある1000mの山、金剛山。

錦織公園の展望台から見た金剛山の山頂付近
その一番メジャーな登山道、千早本道。
一番奥の駐車場の前、左右に分かれた道の右側を選ぶと、
うっそうとした杉林の中、道は上っていきます。
今回はカエルの記事です。
カエルの画像もあります。
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そこから2合目直下の階段のあたりまで昼間だというのにかえるの大合唱。
しかし姿は見えません。
すぐ近くでかえるの声が聞こえるというのに、土の中にもぐっているのか、まったく姿は見えません。
謎のカエルです。
気になってしかたありません。
そして帰り道。
杉林が途切れる登山口直前でそのカエルを見ることができました。
1匹は斜面の穴の中から顔を見せて鳴いています。
もう1匹はその上にへばりついています。
オスとメスでしょうか。
しかしどちらも動かないので2匹の意図はわかりません。

穴の入り口で鳴いているカエル
このカエルはどうやらタゴガエルのようです。
大阪周辺の山間部に住むカエルです。
あたりは晴天でも薄暗い杉林。あたりからは金剛山に降った雨がにじみ出ていて水分ガ多く、カエルにはちょうどよさそうな環境です。
タゴガエルは渓流や岩の隙間に卵を産むそうですので、ここが気に入っているのでしょうか。
しかし、このあたりには何匹のタゴガエルがいるのでしょうか。
まるで山の斜面一面にカエルがはりついているようです。

へばりついているタゴガエル
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