これから冬です
サトイモは
暖かい
地域ちいきの
植物しょくぶつですので、
日本にほんの寒い冬に植えたままほったらかしにしていると
腐くさってしまいます。
来年の春に植える
種芋たねいももほったらかしにすると
腐くさってしまいます。
ダンボールの箱の中に
詰つめた
籾殻もみがらの中に
埋うめて、春まで半年間
寝ねかせます。
親・子・孫
サトイモは
一株ひとかぶでいっぱい
収穫しゅうかくできます。
そうして
収穫しゅうかくできたイモは、
親芋おやいも・
子芋こいも・
孫芋まごいもに分けることができます。
これらは中心の
親芋おやいもからできた
順番じゅんばんで、本当の親子
関係かんけいではありません。
さて、
種芋たねいもはどれがいいのでしょうか?
種芋は?
やっぱり
親芋おやいも?
それは
無理むりです。
親芋おやいもが春まで
腐くさらずに
残のこっていたことはありません。
腐くさるか食べるかのどちらかで、冬の間になくなってしまいます。
では
子芋こいも。
それは
微妙びみょうです。
じゃあ、
孫芋まごいも?
食べようかと思うほどの大きさがあれば、一番の
種芋たねいも候補こうほです。
種芋にできないイモ
サトイモの
子芋こいもや
孫芋まごいもは、イモの
周囲しゅういから
生はえています。
その
子芋こいも孫芋まごいもを取るということは、
子芋こいも孫芋まごいもをはやしていたイモに
傷きずをつけることになります。
すると、そこから
腐くさりやすくなるのです。
また、
収穫しゅうかくしたときにすでに
芋茎ずいきを
伸のばしていたイモも、
種芋たねいもにはできません。
地面じめんの上に出ていなくても、長く
伸のびた
芽めが
痛いたんでいては
無理むりです。

サトイモの親芋・子芋・孫芋
種芋にむいているイモ
種芋たねいもに向いているのは、
孫芋まごいもがついていなくて
芋茎ずいきも
伸のばしていない上に
芽めもそれほど
伸のびていない
子芋こいも。
ピンポン
球だまよりも大きな
孫芋まごいも。
それらが
芽めが
痛いたまず、春まで
腐くさらず、もちろん食べられずにいた
場合ばあい、
種芋たねいもに使えそうです。
やはり、
元もとから
日本にほんに
生はえていた
野菜やさいではないので、育て
続つづけるのにはなかなか
面倒めんどうなことが多いようです。
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