【 果物・実のはなし】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

柿、いただきました。ただし……


 ただし、渋柿(しぶがき)です。


わかっているのは


 近所(きんじょ)農家(のうか)(にわ)に植えているものなので、品種(ひんしゅ)も何もわかりません。はっきりしているのはそれが渋柿(しぶがき)ということです。
 食べても(しぶ)いだけの(かき)

 どうしてそんな食べられないような(かき)をいただいたのでしょうか。

 それは、(しぶ)くて食べられない(かき)が、食べられるようにできるからです。

いただいた柿
いただいた柿




甘柿渋柿


 (かき)といえば甘いもの。
 といっても、最近(さいきん)激甘(げきあま)果物(くだもの)(くら)べると、なんとも心細(こころぼそ)(あま)さです。
 それでも今のように砂糖(さとう)氾濫(はんらん)していなかった(むかし)は、(あま)果物(くだもの)だったことでしょう。

 (かき)日本(にほん)(むかし)からあった果物(くだもの)で、農村(のうそん)ではよくあちこちに植わっています。
 大きな木に実がたわわに()っている姿(すがた)見上(みあ)げて、ひとつくらいもらってもわからないな。
 なんて牧歌的(ぼっかてき)なことは、もう(むかし)の話かもしれません。
 それに、取ってしまったらとんでもないことになるかもしれません。


ブービートラップ


 それはブービートラップの可能性(かのうせい)があるのです。

 おいしいものがほったらかしにされているわけではありません。
 人間(にんげん)が取らなくても鳥がいます。
 このあたりでしたらヒヨの格好(かっこう)餌食(えじき)でしょう。
 何でも食べる悪食(あくじき)のヒヨでさえ食べないようなものがおいしいはずがありません。

 一口かじると口の中に(しぶ)がひろがりとんでもないことになってしまうでしょう。
 まさに「のろま者のワナ(ブービートラップ)」です。

ヒヨ(ヒヨドリ)
ヒヨ(ヒヨドリ)




渋い柿を甘くする


 そういう食べられない渋柿(しぶがき)でも食べられるようにする方法(ほうほう)があります。

 ひとつはそのまま実が(やわ)らかく(じゅく)すまで()いておく方法(ほうほう)です。
 (じゅく)して(あま)くなった渋柿(しぶがき)は、熟柿(じゅくし)と呼ばれます。
 この方法(ほうほう)欠点(けってん)は、ヒヨをはじめとする鳥たちとの競争(きょうそう)になることです。
 ヒヨとの競争(きょうそう)人間(にんげん)が勝つのは困難(こんなん)です。

 次は渋抜(しぶぬ)き。
 炭酸(たんさん)ガスやアルコールなどで処理(しょり)して(しぶ)()きます。
 大量(たいりょう)処理(しょり)できますので、お店で(なら)んでいる(かき)の中にもあるかもしれません。

 そして干し(かき)
 簡単(かんたん)に言うと、(かき)干物(ひもの)です。
 皮をむいて何日も()すのです。
 こうなるとまるで別物(べつもの)のようで、(しぶ)()けるだけでなく甘味(あまみ)()します。
 砂糖(さとう)がなかった(むかし)には、数少ない(あま)いお菓子(かし)だったと思います。
 実際(じっさい)()(かき)を使った和菓子(わがし)はあちこちにあります。


ということで


 ということで、いただいた渋柿(しぶがき)は干し(かき)となって再生(さいせい)されることになりました。

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タグ: 干し柿渋柿ヒヨ干し柿2008

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鳥はちょっと早い

経験では、鳥の好みは人間の食べごろよりもちょっとはやめのが好きなようです。
ですから家のワイルドストロベリーなんかは、鳥避けネットを張らないと、あと少しで食べごろと思った次の日にはヒヨに食べられてしまいます。

どうして鳥はもうちょっと待ってくれないのかといつも思います。

競争だったんですね。

毎年、妻の実家から柿をいただきますが、甘くて美味しいものですが、年によってはいただく数が違うのでなぜかなって思い、今回のノートさんのブログを読んで、妻に聞くとやはりカラスとの闘いでタイミングだと教えられ、そんな苦労があったんだと勉強になりました。
お義父さんとお義母さんが毎年苦労してつくってくれた柿をこれからはありがたくいただきたいと思います。
今後もノートさんのブログを楽しみに読ませていただきます。
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