【 地衣類のはなし】

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これぞ本当のウメノキゴケ!

 ケヤキや桜など梅以外の植物で見かける葉状(ようじょう)地衣類(ちいるい)のウメノキゴケ。

 念願かなってついに梅の木で立派なウメノキゴケを見ました。
 多分。

梅の木のウメノキゴケ[奈良公園]
梅の木のウメノキゴケ[奈良公園]


 ウメノキゴケの特徴はのいくつかあります。
 その一つが裂芽(れつが)と呼ばれる細かいつぶつぶが中心に集中して外側には無いこと。

裂芽は地衣体の周辺には少ないように見えるウメノキゴケ(ちょっと不安)[奈良公園]
裂芽は地衣体の周辺には少ないように見えるウメノキゴケ(ちょっと不安)
[奈良公園]


 そして地衣類の本体になる地衣体(ちいたい)の裏側の周辺部は薄い褐色で、短い根のような偽根(ぎこん)が無いこと。

偽根が見当たらないウメノキゴケの地衣体の裏側[奈良公園]
偽根が見当たらないウメノキゴケの地衣体の裏側[奈良公園]



 まだちょっと不安なところはありますが、梅の木のウメノキゴケでした。


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タグ: ウメノキゴケ  地衣類    奈良公園 

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comment

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火星生物

** とらまた さんへ **

連投はまったくお気になさらずに。


地衣類の共生関係のおもしろいところは地衣類の本体の地衣体を作る菌類にとって共生してくれる特定の藻類などがいないと生きていけないということ。
そして共生する藻類などは菌類の細胞の中に入るのではなく、菌糸が作った地衣体に囲まれているということです。

菌類が生きるために藻類などを育てて栄養をもらっているともいえるような気がします。
たとえていうと、稲を育てて収穫した米を食べて生活しているような。
地衣類は農耕する菌類?

そういう視点で見ると、なかなかすごいことをやっているようです。

結果、地衣類はほかの生き物が生活していないような環境でも生きていくことができるようです。
もしかしたら火星でも生きていける種類がいるかもしれません。


これも地衣類という生き物のおもしろさの一つだと思います。

寄生と共生と着生

コメントの応酬ですいません。着生というあたりに非常に興味をひかれたもので……ご迷惑でしたら読み飛ばして下さい^^;

着生といえば、一見寄生か共生しているかの如く、別の生物と共に(あるいは別の生物を土台にして)生きているものの、その生物には特に利害を与えない、という関係を表している言葉だったと認識しています。

先ほど過去の記事も読ませていただきましたが、初めに疑問に思ったのが「地衣類としては着生でも、地衣類における菌類は藻類に寄生してるんじゃないの?」という点でした。
でもよくよく調べてみたら違うんですね、ちゃんと菌類も藻類にとって良い環境を提供しているので共生なのですね。

複数種の生物でありながら、密接な共生関係を結んでいるために1種類の生物として見られている、これが地衣類なのですね。大変勉強になりました。

知ることが増えるのはおもしろいです

** とらまた さんへ **

昔は見た目で生き物を分類していましたから、その名残なのだと思います。

地衣類は見えている部分は菌類なのですが、必ず藻類などの光合成をする生き物と一緒に生きているので普通の菌類とはちょっとちがいます。

菌類は植物のように自分で栄養を作り出せないのでまわりのものを分解して栄養として取り込みます。
ですので生き物に菌類が取り付いているときは寄生(または共生)することになります。


ところが地衣類は中の藻類などが栄養を作り出してくれるのでほかのものから栄養を取り込まないくてもいいのです。
ですから生き物に地衣類が取り付いているときは、着生になります。

コケ化した菌類が地衣類って感じでしょうか。
これが地衣類のおもしろいところだと思います。


生き物は複雑多様で、なかなかヒトスジナワにはいきません。
でもその分知れば知るほどおもしろさが増していくのが楽しいところですね。

苔じゃなかったのですね

>名前は「ウメノキゴケ」ですが、コケではなく地衣類の仲間なのです。
トビウサギがウサギではなくネズミの仲間、みたいなものですね。

なるほど、地衣類というものがよく分かっていませんでした。
同じ生き物でも「ここで見られるとは!」といった喜びがある訳ですね。
ちょっと調べましたが、植物ではなく菌類で、指標生物になる訳ですね。

興味が無いわけではないのですが色んなものに手を出しすぎて知識の吸収が間に合いません!
ゆっくり見させていただきますね。

実はありふれています

** とらまた さんへ **

名前は「ウメノキゴケ」ですが、コケではなく地衣類の仲間なのです。
ほんとややこしいですよね。

ウメノキゴケはものすごくありふれた地衣類で、成長した木の幹によく引っ付いています。
とらまたさんのご近所の古い街路樹の幹にもきっと写真とよく似たものが引っ付いていると思います。
ただ、大気汚染には少々弱いので、東京の都心部などでは見当たらないかもしれませんが。

ではなぜそんな当たり前の地衣類を見て喜んだのかというと、名前の由来となった梅の木に引っ付いているものを見た事がなかったからです。
近所にも梅林はありますが、よく手入れされていて見てわかるほどのウメノキゴケがついていないのです。

それで梅の木に派手に引っ付いているウメノキゴケをみて、ちょっと喜んでしまったのでした。

というわけで、たとえ梅の木についていたとしてもウメノキゴケを見て喜ぶのは、世界でも私くらいだと思います。


地衣類に興味をお持ちになったのなら、このブログにも地衣類のカテゴリを作っています。
まだまだ勉強中で私自身わからないところが多い地衣類ですが、機会があればご覧ください。

正直素人でさっぱりなのですが、ウメノキゴケというのは念願かなってという程の珍しいものなのですか!?
苔マニアが追い求めてやまない代物とかでしょうか、その凄さを是非教えて欲しいです!
鳥撮りでいうカワセミ的な位置づけとか……いや、もっと上なんでしょうね、きっと。
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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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