小さな鳥の大きな影響
金剛山できれいな声で啼くきれいな鳥と出会いました。
スズメくらいの大きさ。
濃い空色の体と濃い緑色の頭。
その境は自然なグラデーション。
顔は目の周りが白く、首は濃い黄色。
クチバシが差し色のような明るい赤。

ソウシチョウです。
インド北部から中国東南アジアまでに分布。
日本はその外。
つまり外来種。
しかも特定外来生物に指定されています。
もちろんソウシチョウが日本にやってきたのは人間がつれてきたから。
野山に放ったのも人間。
有限の環境で外来種が増えるということは、同じところに住む他の生き物から食べ物や住むところを奪うことになります。
そこに余裕がなければ。
ペットなど本来そこにいない生き物を放つということは、その何倍もの生き物に長年に渡って影響を与えることになる、かもしれません。
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タグ: ソウシチョウ スズメくらいの鳥 留鳥 外来種 特定外来生物
