普通がすごいこと 道頓堀のウナギ
大阪のMBS毎日放送のバラエティ番組「関西ジャニ博」で見つけられた道頓堀のウナギ。
標本が展示されています。
大阪市立自然史博物館で。


普通のウナギで、特別なにかがあるようには見えませんが、普通というのが意味があると思います。
道頓堀は大阪市のミナミと呼ばれる繁華街にある堀。
流れはあまりなく、ちょっと臭い川でした。
ことある事に人が飛び込むことで有名ですが、そのあと謎の皮膚病にしばらく悩む、と言われていました。
それが水質改善の結果、絶滅危惧種のウナギが住み着くまでになっていたのです。

動物が住み着くということは、食べ物になる生き物もいるということ。
もちろん、食べ物になる生き物にも食べるものがあります。
ウナギのような動物食の生き物が住み着くということは、その食べ物になる生き物、その食べ物になる生き物、などたくさんの種類の生き物がいることになります。
今の道頓堀川にはまだ気づいていないいろいろな生き物がすみついているようです。
ニホンウナギ
日本鰻
Anguilla japonica
ウナギ目 ウナギ科 ウナギ属
国際自然保護連合(IUCN)レッドリスト 絶滅危惧(EN)
環境省レッドリスト 絶滅危惧IB類(EN)

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