実は真っ赤だけど花は薄い黄色 つちあけび
梅雨明け頃の低山。
ツチアケビが咲いていました。

名前は「アケビ」ですが、ランの仲間。

薄い黄色の見た目からもわかるように光合成をしない植物。
地面の中にいる菌類から栄養をもらっています。
というか、一方的にもらっているだけの寄生のようです。
ランの仲間は発芽の時から菌類を利用しているので、ずっと寄生してても不思議には思いませんし、そういうランもけっこういます。

ツチアケビのおもしろいところは、秋になる実。
色はよく目立つ真っ赤、大きさはアケビくらい?
キウイフルーツをちょっと小さくしたような感じ?
ランの仲間の実としては結構大きい方かもしれません。
真っ赤に実が熟す秋が楽しみです。
ツチアケビ
土木通
Cyrtosia septentrionalis
被子植物 単子葉類 キジカクシ目 ラン科 ツチアケビ属
日本固有種
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