腕をぶんぶん振り回す小さな小さな虫 ウデナガダニ
低山で出会った小さなキノコ。
よく見ていると、なんか、小さな虫がいました。
この記事には虫の画像があります。
大きさは1ミリもないような。
頭もお腹も区別がつかないような丸いからだ。
それに対して脚は長め。

そしてほかの脚よりずっと長い脚を振り回しています。
触角のようですが、節の数が少なく触角っぽくないので、一番前の脚だと思います。

小さな丸い虫で思いつくのが、甲虫、クモ、ダニ、ザトウムシ。
前脚を振り回しているので甲虫じゃない。
頭部と腹部がひとまとまりに見えるのでクモでもない。
ダニかザトウムシか。
それともちがう虫か。
こんな特徴があれば詳しい人なら簡単に絞り込めるでしょうが、詳しい人ではありません。
いろいろ調べてみた結果。
ウデナガダニの仲間、と結論。

ウデナガダニはダニなので脚は4対8本。
その中の一番前の第一脚をものすごく長くして、触角のように振り回して歩きます。
目も触角もないので脚で周囲の状況を探っているとも言われます。
でもよくわからない、謎が多い小さな生き物のようです。
ウデナガダニ属の一種
Podocinum sp.
鋏角亜門 クモ綱 ダニ目 トゲダニ亜目 ウデナガダニ科 ウデナガダニ属
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