林冠の空中散歩径 ソラード・万博記念公園自然文化園
久しぶりに行った万博記念公園。
ここにくると寄りたくなるのが、ソラード。
木と同じ高さで森を見ることができる、空中歩道。
突然、森の中にソラードの入り口、木登りタワーが現れます。

1970年に開催された万国博覧会の会場跡地に整備された万博記念公園。
そこに100ヘクタールに260種60万本の樹木が植えられ森がつくられました。
その森の林冠付近をつなぐ通路がソラード。
木登りタワーから空中の通路を歩いていきます。

開園40年を過ぎ作られたソーラードも設置後20年ほどで、多くは林冠の中。
それでも普通は見上げるしかない樹木の葉が迫ってくるのは新鮮。

一方通行ですが、ところどころに階段が設置され、地上に下りることができます。

ソラードが続く方向しか視界が開けず、しかもジグザグなのでまったく先が見えないワクワク感。

小さな吊り橋も。
ほんのちょっとゆれます。

枝が迫ってくるので、プロペラのようなモミジの実が目近に。

年老いた樹木を倒れる前に伐っているようで、ところどころギャップができています。
樹冠が開けたところに大きなユーラシア原産のギンドロ。
ポプラの仲間。

森が割れてソラード終点の展望タワーが現れました。
以前はもうちょっと手前から見えていましたが、森が成長したようです。

展望タワーの高さは19メートル。
林冠のずっと上。
階層状になっているのでいろいろな高さで森を見ることができます。

森の中に消えるソラード。

屋上から千里丘陵が一望。
左手の奇妙な形の建物群は国立民族学博物館。
右手の白いものは太陽の塔。

常緑樹だけでなく、落葉樹もあるので、秋や冬にはまたちがう林冠を見ることができるでしょう。
ただ回廊がせまく、立ち止まってゆっくり観察できるところが少ないのが残念。
もうちょっと観察デッキがほしいな。
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