沖縄のツツジ 台湾のツツジ 日本のツツジ
平戸躑躅
ヒラドツツジ。
漢字で書くと
見たとおり、長崎県の
江戸時代の初期、長崎の平戸にはオランダやイギリスの商館が置かれ外国に開かれた数少ない港として栄えました。
ツツジは北半球に分布していて日本特産というわけではないのですが、日本には多くの野生種があります。
それだけ身近で多様性があるからでしょうか、江戸時代には多くの園芸種が作り出されました。

沖縄のヒラドツツジ(提供:Yaraさん)
誕生、平戸躑躅
もちろん平戸でも多くのツツジが栽培されていたそうです。
そのような状態で沖縄原産のケラマツツジや台湾原産のタイワンヤマツツジ、そして日本本土のモチツツジなどが
日本のツツジと沖縄、台湾のツツジの特徴が受け継がれるツツジが生まれたのは、鎖国時代に外国に開かれていた平戸らしいことだ思います。
沖縄でもへっちゃら
沖縄と台湾。南国のツツジの遺伝子を持つからでしょうか、ヒラドツツジは現在の沖縄でよく植えられるツツジの一つだそうです。
ツツジを市区町村の花にしている自治体は北は北海道から南は沖縄まで数えきれないほどあります。
日本の花というと桜のイメージがありますが、日本中に生えているツツジも十分日本の花だと思います。
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