【 大阪市立自然史博物館特別展のはなし】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

知るからはじめる外来生物~未来へつなぐ地域の自然~〈大阪市立自然史博物館〉ここに注目!

 終了まであと少しの自然史博物館の外来生物展。
 これだけの情報を一度に目にできる機会はそれほどないのでもっと続けてほしいくらいです。
 あまりにも情報が多すぎ、一度で全部をじっくり見ていくことはちょっと大変ですから。

ここまでくればあと少し

 まずは興味のある生き物からでいいと思うのですが、注目してほしいところがあります。
 一つはすでに紹介した最初のパネル
 外来生物の定義などが書かれてあります。


 そして、一番最後のパネル。
 「外来生物問題への対応を考える際に頭にとめておくべきこと」
 「外来生物問題への対応」
 「外来生物問題で、私たちにできること」
 とても大切なことで、外来生物問題に向かうとき、必ず考えなければならないことです。

 「外来生物問題への対応を考える際に頭にとめておくべきこと」には、外来種問題の複雑さ、難しさを感じます。


 単純に外来種を駆除すればいいと言うのではなく、その環境に応じた対応が必要ということ。
 そして外来種によって変えられた環境は、場合によっては元の環境には永遠に戻らないかもしれないということ。

 「外来生物問題への対応」には私たちのするべき基本的な対応が書かれています。


 外来生物だからといって、駆除することが環境のためになるとは限りません。
 駆除の判断には高い専門性が必要。
 安易な判断は環境のためにはなりません。

 「外来生物問題で、私たちにできること」。

 1。
 飼っていた、栽培していた生き物を自然環境に放さないこと。


 2。
 外来生物問題を正しく理解し広めること。


 3。
 地域の自然を見守ること。


 外来生物の問題は、私たち自身の問題でもあることがわかります。
 最後のパネルを読んでからもう一度展示を見ると、ちがって見えるかもしれません。

■参考外部リンク■
知るからはじめる外来生物|大阪市立自然史博物館 #外来生物展
大阪市立自然史博物館

危険SOS! 外来生物図鑑 知る! 見る! 捕まえる!

新品価格
¥1,078から
(2020/8/21 00:44時点)

関連記事
スポンサーサイト



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 外来種知るからはじめる外来生物外来生物展大阪市立自然史博物館

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけメッセージを送る

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
02 | 2023/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS