登山道のササユリを掘り出した犯人は?!
6月。
山道を歩いていると、道端にササユリが横たわっていました。
引きちぎられたようです。

ササユリはあちこちで盗採されて数を減らしているユリの仲間。
なんてことを!
すぐ横の地面には穴が空いています。
鱗茎(ユリ根)を掘り上げて、運びやすいように茎を切ったのでしょう。
ひどい!

でも、よく見てみると茎は引きちぎられたようななんとも言えない雑な感じ。
穴も小さなスコップで掘ったというより、まるで手で掘ったような荒い感じ。
でも木の根があったり手で掘れるような場所ではなさそう。
これはいったい。

思い出しました。
ササユリを掘り出す奴を。
イノシシ。
奴はユリ根を食べます。
鼻は丈夫で、土をガンガン掘れます。
鼻なのでスコップのようにスパっとは掘れません。
盗採ではなかった、よかったよかった。

よく考えると、ササユリはそれほど萎れていません。
切られてそれほど時間はたっていないでしょう。
つまり、ちょっと前。
ここにイノシシがいた?
ほんとうに、よかったよかった?

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