高尾山の樅の木の森
12月と言えば
12月です。
12月と言えばクリスマス。
クリスマスと言えば、やっぱりクリスマスツリー。
クリスマスツリーと言えば、やっぱりモミの木。
モミの木はどこにある?
大阪では「モミの木」なんて見た記憶がなく、去年のいまごろは大阪のモミの木を探して右往左往していました。
ですから、クリスマスの習慣とともにヨーロッパから来た木に、明治時代に

高尾山のモミの木
でも本当は日本固有の木でほぼ日本中に生えているようです。
たとえば東京八王子の高尾山にはモミの木が生えています。
山頂付近の6号路と5号路の交差点あたりにはモミの木の森が広がているほどです。
高尾山の6号路を上っていく
6号路を上ってきて、沢道が終わったあたりで見慣れない針葉樹に出会いました。
葉は杉のように節だっているのではなく、松のようにとがっているのではなく、メタセコイアのように葉が左右対象に生える
そして葉柄だけでなく枝からも葉が生えているようです。
さらにメタセコイアが褐色に色づている季節にも関わら葉は緑色。

モミの木の葉(高尾山)
メタセコイアのような葉の常緑の針葉樹。
もしや…
ビジターセンター
高尾山の山頂にはビジターセンターがあり、高尾山の自然の説明をしてくれる自然解説員がいます。
そこで聞いてみました。
はたして、モミの木でした。
大阪ではまったく見ることがなく、自生もしていないといわれモミの木です。
長居植物園ですら、ひょろひょろとしたまだまだ小さな木がちょこっと植えられているだけ。
にもかかわらず、東京の高尾山ではあちこちに生え、あたりまえのように森をつくってます。

6号路のモミの木の森(高尾山)
モミの木のなぜ
大阪と東京はそれほど環境がちがわないと思うのですが、なかなかふしぎなことです。
もしかしたら昔の気候が関係しているのでしょうか。それとも歴史でしょうか。
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