秋雨の変形菌は 梅雨のおなじみさんとはじめてさん
秋の変形菌。
または「粘菌」。
南方熊楠さんが研究したことで有名で、カビのような、小さなキノコのような、さらにアメーバのような、ふしぎな生き物。
変形菌の季節というと、梅雨。
そして、秋雨。
実は一年中見られるのですが、小さいので慣れないとなかなか見つけられません。
いまだ変形菌初心者なので、見つけやすい朽ちた切り株で。
白いおなじみさんもいましたが、梅雨の頃とはちがう変形菌と出会いました。
タマツノホコリ
ツノホコリ類は原生粘菌として変形菌と分けられることがあります。
ただ、基本的な特徴も見た目も変形菌とそれほど変わらないので、一般向けの場合は変形菌とよくされます。
タマツノホコリも含めてツノホコリの仲間は雑木林が残るような場所ならわりと普通に見かけます。


ウツボホコリの仲間
ウツボホコリの仲間は、カプセルのような形をしたもふもふと、細い柄が特徴です。
キウツボホコリ?


コウツボホコリ?


シロウツボホコリ?


ウツボホコリの仲間だと思うのですが、納得できるものは見つけられませんでした。
小さくて単純な形なのに、なかなか奥が深い変形菌たちです。
- 関連記事
-
- 名前も見た目もちょっとキモなきのこ 脳茸 (2018/09/27)
- 秋雨の変形菌は 梅雨のおなじみさんとはじめてさん (2018/09/22)
- どうしてここまで黄色い必要が? 晩春の黄色いキクラゲ 黄金膠茸 (2018/05/13)
タグ: タマツノホコリ キウツボホコリ コウツボホコリ シロウツボホコリ ツノホコリ ウツボホコリ 変形菌 原生粘菌 粘菌 錦織公園の変形菌
