公園の手すりにいた小さな白ふわ虫の正体は?
公園の遊歩道の階段を歩いていると、手すりに何やら白くてふわふわの小さいものがついていました。
白くてふわふわしたもので覆われる虫の幼虫はいくつもいて、種類もチョウの幼虫、ハチの幼虫など様々。
きっとこれも幼虫に違いない。
と思ってカメラを近づけると、動きました。

動きはすばやく、体も短いので、蝶や蜂の幼虫ではありません。
となると、ハゴロモの仲間。
ハゴロモはカメムシ目のセミに近い昆虫。
白くてふわふわのものは棒状で、一点から放射状に伸びているようです。
その中心には顔のようなものは見えないので、おしりなのかもしれません。

斜めから見てみると、白くてふわふわのものは内側に曲がり、その中に虫の体のようなものがあります。

よく見ると、脚があり、目のようなものもあります。
おしりから放射状に延したふわふわを内側に曲げて体をガードしているようです。
やはり、ハゴロモの仲間で間違いないようです。

こんなに特徴的な幼虫は早く見つかるだろうと思っていたら、意外と「これだ!」と言えるものはみつかりません。
一番近いかな、と思ったのがオオシラホシハゴロモ。
でも、検索してみても出てくるのは微妙に違うものからかなり違うものまで、気持ちよく「一致!」と言えるものはありません。

ふわふわのはほかの白ふわ虫と同じように蝋物質でしょう。
ですから、崩れて微妙にかわってしまったのかもしれません。

と考えると、出会ったオオシラホシハゴロモ(仮)はわりときれいな形を保った白ふわのような気がしてきました。
- 関連記事
-
- バリバリの関西蝶のダイミョウセセリ (2018/09/25)
- 公園の手すりにいた小さな白ふわ虫の正体は? (2018/09/24)
- 葉っぱの上で見つけた幼虫名前は なに? とおもったら、すぐみつかりました! (2018/09/17)
タグ: オオシラホシハゴロモ ハゴロモ カメムシ目 幼虫 白ふわ虫 錦織公園 錦織公園の虫
