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土の中の世界への扉『「育つ土」を作る 家庭菜園の科学 有機肥料や堆肥をどう活かすか』木嶋 利男 著 講談社ブルーバックス

 タイトルのとおり、園芸に関する本。
 肥料や土のことについて書かれています。
 ところが、この本はちょっと変わっています。

 たとえば、土の種類ごとに構成されている粒子の大きさや元素などが書かれてあります。
 土の中の微生物の種類ごとに役割が書かれています。
 肥料では、種類ごとに原料と主要元素の比率が書かれています。
 そして、それらによって植物の成長にどのように影響が現れるのかが書かれています。

 普通の一般向け園芸書ではざっくりと書かれているところが、物理化学生物のレベルで細かく書かれているのです。
 特に目ではわかりにくい土の中でのことが詳しく、病原菌もいろいろ書かれています。
 野菜を同じ土でつくり続けていると収量が減ることがあり、連作障害と呼ばれます。
 その仕組を実験で解明します。
 連作障害を乗り切れば、普通に栽培できるという結果には驚きました。

 どうして、普通の園芸書では簡単に流しているそんなところまで書いているのか。
 それは、この本はブルーバックスだから。
 講談社の自然科学系の新書シリーズのひとつなのです。
 普通は実用書ではなく、科学書の棚に並ぶ本です。

 野菜を育てることは、成長を人間の望む形にコントロールすること。
 そのためには、植物について、そして植物が育つ土のことについて知らなければなりません。
 そして畑の土の中で行われている植物や様々な生物の営みは、自然の環境でも行われていること。
 もちろん、畑のようにコントロールされていないので、ものすごく複雑になっているでしょうが、基本は同じはず。
 つまり、野菜(植物)を工夫して育てるということは、植物と土のことを知るということ。

 土の中で植物はどのように栄養を得ているのか、どのような生き物と時には協力し、時には戦っているのか。
 気になる人には、土の中の世界への入口になる1冊かもしれません。

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タグ: 「育つ土」を作る家庭菜園の科学  木嶋利男  ブルーバックス 

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