錦織公園源流に住むきれいな水を好む超復元生物プラナリア!
ナミウズムシ。
別名はプラナリア。
体を2つに切ると2匹に、3つに切ると3匹に分身する強力な再生能力備えた動物。
ただし、結構小さい。
里山公園の錦織公園にも、います。
北海道以外の日本に普通にいますが、わりと水のきれいなところにに限られるようです。
それがなぜ住宅と田畑に囲まれた公園に?
錦織公園は羽曳野丘陵の南端にありますが、まわりより高くなっています。
公園から流れ出る川はあっても、流れ込む川はありません。
つまり、源流だらけなのです。
遊具がいっぱいあるやんちゃの里の奥、アメンボ池に流れ込む小さな沢。
その水は奥の谷から流れてきます。
ここも源流。
ただ、落葉が積もった中から出てくるので有機物が溶け込んでいるのでしょうか、バクテリアが増えてちょっと赤く染まっています。
その沢にいるのが、ナミウズムシ。

ナミウズムシは、環境省の水生生物で調べる水質の指標、環境評価法ではスコア7。
水質は良好。
この沢にはほかにオナシカワゲラと甲殻類のミズムシがいます。
それぞれのスコアは6(良好)と2(良好とはいえない)。
3種平均で5。
やや良好。
汚いところに住むミズムシが足を引っ張ってます。
落葉のせいかな?
■参考外部リンク■
環境省_「水生生物による水質評価法マニュアル-日本版平均スコア法-」及び「河川生物の絵解き検索」の公表について
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