やっぱりニホンアカガエル 絶滅危惧I類へ?! VU→CR+EN
錦織公園の大阪の絶滅危惧種、ニホンアカガエル。
ランクは絶滅危惧II類(VU)。
「大阪府内において絶滅の危険が増大している種」。
成体になったらきれいな赤色の体。
1月から2月の一番寒い時期に冬眠から目覚めて、池などに産卵するのが特徴のカエル。
毎年年明けに卵塊が見られるのですが、2年前、いつも産卵しているところの水がきれいに抜かれていました。
その後水は張られましたが、一つも卵塊は見られません。
これで絶滅するのでは、と心配していたのですが、翌年には30個近い卵塊を発見。
オタマジャクシになり、夏には小さなカエルが草陰に見られるようになりました。

ところが。
今年は水こそありましたが、卵塊が一つもありません。
3月になっても。
奥の池にかろうじて数個。

池は落葉も少なく、きれいになっています。
今年も掃除したようです。
そのときに卵を流してしまったのでしょうか。
下の池にはコイとブルーギルがいるので、そこでオタマジャクシが無事に育つのは、とても難しいでしょう。
掃除のときに卵塊をバケツなどにとっておいて、終わってから戻せば問題ありません。
または、上の池に移してもいいでしょう。
掃除で流したのか、それとも今年は産卵するカエルが少なかったのかはわかりません。
錦織公園は大阪府営の公園。
大阪府が自身で指定した絶滅危惧種を絶滅させることはないよう願います。
■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園
大阪府/大阪府レッドリスト・大阪の生物多様性ホットスポット
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