赤いカワセミ あかしょうびん 京都市動物園
京都市動物園。
左京区の岡崎にある日本で2番目に古い動物園。
そう、天王寺動物園より古い動物園。

いろいろな動物が展示されています。
なかでも、日本にいる動物に力が注がれているような気がします。
なんか当たり前の動物ばかりでつまらないような気もしますが、現代日本の都市部周辺では、昔話に出てくるような本来当たり前だった動物たちに出会うことはめったにありません。
キツネやタヌキ、キジやサル、いろいろなヘビなど。
もちろん、もとからそれほど当たり前じゃなかっためずらしい動物たちも展示しています。
たとえばアカショウビン。

漢字では「赤翡翠」。
ぜんぜん翡翠(ひすい)色じゃないのに。
もっとも、翡翠色は緑っぽい色なのに青い瑠璃色のカワセミも漢字で「翡翠」と書くので、まあ、そんな適当な色なのかもしれません。
学名はHalcyon coromanda。
ブッポウソウ目カワセミ科ヤマショウビン属の渡り鳥。
日本には夏にやってきて繁殖する夏鳥。
名前のように赤いカワセミのよう。
色はちがいますが、カワセミのようにきれいな鳥。
街なかに住んでいたら、カワセミように人気ものになるでしょう。

クチバシのふくらみの微妙さがちょっとおもしろい。
ヒヨドリぐらいの大きさで、スズメよりちょっと大きいくらいのカワセミより迫力があります。
動物園の動物たちは、網越しに見ることがよくあります。
マニュアルフォーカスのないコンデジでは、網の方にピントが合ってしまいなかなかうまく写せません。
かといって、アクリル越しだと光が反射してフィルターを付けられないコンデジでは、なかなかうまく写せません。

アカショウビンは森を好むためか、檻の中は少し薄暗くなっているのと、離れてみないといけないので、まだコンデジで写すほうがよく見えたりします。
きれいな鳥なのに、ちょっと残念な展示です。
■参考外部リンク■
京都市動物園
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