古い写真の中からみつけたいきもの こいつはでっかいハネカクシ
昔の写真を見ていて見つけた虫。
この記事には虫の画像があります。
ちょっと大きめのハネカクシ。
多分、コガタアリガタハネカクシ。
今回、出会った場所は覚えています。
高野山の大門のトイレ。
実は、山や公園のトイレは虫との出会いポイント。
トイレの壁はだいたい白っぽく、他は何もない。
そこに虫がいるのですから、よく目立つのは道理。

アリガタハネカクシはアリっぽく見えて、甲虫。
カブトムシの仲間。
甲虫の特徴は、固くなった翅でお腹を隠すこと。
でもハネカクシは、お腹が出ています。

翅がなくなっているように見えますが、小さくなった鞘羽の下に飛ぶための翅を隠しています。
これが「ハネカクシ(羽隠)」の由来。
こんな変わった甲虫ですが、種類が多いにも関わらず日本では研究する人が少なく、図鑑でも取り扱いが軽かったりします。
このハネカクシは大きい方で見つけやすいので、図鑑で見つけることができたのでしょう。

- 関連記事
-
- 古い写真の中からみつけたいきもの カミキリムシが花の上にいたのは珍しい? 棘鬚虎天牛 (2018/10/24)
- 古い写真の中からみつけたいきもの こいつはでっかいハネカクシ (2018/02/07)
- 古い写真の中からみつけたいきもの こいつもやけど虫だよ青擬天牛 (2017/12/30)
スポンサーサイト
タグ: コガタアリガタハネカクシ アリガタハネカクシ ハネカクシ 甲虫 高野山の虫 高野山
