2017年の春の大型連休とその後の金剛山のニリンソウの花
春の大型連休の金剛山で「花」といえば、やっぱりニリンソウ。
もちろん他にもいろいろな花が咲きますが、ニリンソウほど一面を埋め尽くして咲く花はないでしょう。

ニリンソウ(二輪草)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
茎の先に花を二輪咲かせることが名前の由来。

まだまだ寒いうちから葉を広げ、落葉樹が葉を広げる前に花を咲かせて、種を作って、夏には枯れ、何もなかったように落ち葉に埋もれていきます。
春の一種だけ現れる植物なので、春植物(スプリング・エフェメラル)とよばれます。

ニリンソウですが、同時に咲きません。
最初に1輪だけ咲き、その後追いかけるように2輪目が咲きます。
ですから、見頃は2輪そろって咲いたとき。

今年は3月末の大雪のため咲くのが少し遅れてしまいました。
大型連休を過ぎてもまだニリンソウは咲いていましたが、ここもあと1ヶ月もすればニリンソウが咲いていたとは思えないほど落葉が一面を覆う薄暗い林床になってしまいます。

ニリンソウで有名なのはカトラ谷ですが、他でもニリンソウは見ることができます。
同じ金剛山でも環境によって咲く時期は変わってきます。
5月中旬。
カトラ谷はもう終わりかけですが、まだなんとか見頃のところも。
開花が遅かった今年ならでは。

いつもとちょっとちがう花の時期。
新しい発見もありました。
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