4月になったから ちょっとかわったアミガサタケが
4月。
春キノコの代表格、アミガサタケ。
根雪がない大阪では一年中キノコを見かけますが、やっぱり冬は極端に少なく、ツチグリくらい。
春になってこれから色々なキノコと出会えるな、と思うころに出会うのが、アミガサタケ。

傘のある「キノコ型」ではありませんが、りっぱなキノコ。
頭にたくさんあるへこみで胞子を作ります。
ちょっとかわっているのは、子嚢菌(しのうきん)という種類だから。
キノコ型のキノコは、担子菌(たんしきん)という種類。

キノコは植物のように栄養を作り出すことはできません。
動物と同じように、他の生き物などを食べて生きています。
シイタケのような木から生えるキノコは、木を分解して食べる腐朽菌(ふきゅうきん)。
マツタケのように地面から生えるキノコは、植物の根から栄養をもらって生きる菌根菌(きんこんきん)。

アミガサタケは地面から生えているので菌根菌ですが、状況次第では腐朽菌のように木を食べることもあるそうです。
見た目だけでなく、食べ物もちょっと変わっているようです。
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