今年の初もふ 天鵞絨吊虻
4月。
今年は桜の開花もちょっと遅れ気味でしたが、確実に暖かくなってきています。
でもまだまだ冷え込むこともあるので、小さな昆虫にとっては安心できることど暖かくなってはいないようです。
見かけるのは、成虫で冬をこす昆虫ばかり。
そんな中で、春一番に新成虫が現れるのが、ビロウドツリアブ(天鵞絨吊虻)。
この記事には虫の画像があります。
名前のようにアブの仲間。
ずんぐりむっくりの体は長い毛に覆われ、もふもふ。
そしてアブらしい大きな複眼がついた頭から伸びる長い角?
それは角じゃなくて、顎が変化した口吻。
花の蜜を吸うために長くなったのです。

2枚しかない羽を羽ばたかせ、滑るように飛んでいます。
そして時々日当たりのいいところに止まります。
体を温めているのでしょうか。

あたたかい春が来たことを教えてくれる、春のもふもふです。
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