小さなシギと大きなシギ
水辺野鳥シギW
気になっている鳥の一つがシギ。
シギといってもいろいろな種類がいますが、なかでも一二を争う地味なシギのイソシギ。
このブログでも何度か取り上げました。
そしてもう一つ地味なのがクサシギ。

イソシギとクサシギ
イソシギとクサシギは図鑑で見る限りそっくりです。
丸いからだに背中はこげ茶色でお腹は白。
細い足と細長いくちばし。
ちがいはお腹の白い色が肩のところに伸びているのがイソシギで、伸びていないのがクサシギ。
そしてもうひとつ。
イソシギがスズメよりもちょっと大きいくらいで、クサシギがハトよりもちょっと小さいくらいです。
つまり、ちょっと見ただけではどちらかがわかりません。
ツーショット
いつもデジカメで写してから、コンピュータで拡大してどちらか確認しています。
大抵はっきりとわかるものはイソシギです。
でも「今日のイソシギは妙に大きいな」と思うときもあります。
そしてついにそのときがやってきました。
イソシギとクサシギのツーショットです。

イソシギとクサシギのツーショット
親子? それとも
はっきりと体の大きさがちがうことがわかります。
親子?
鳥のヒナは急激に成長して、巣立ちの頃には体の大きさも模様も親と同じになります。
親と同じ模様で体の小さいヒナは、ふつうはいません。
親子ではなく、イソシギとクサシギにちがいありません。
でもクサシギの方が体が大きいのに臆病なのかすぐ飛んでいってしまいました。

クサシギだけが飛び立った

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