個性的な翅の形なのになぜか見つからない蝶
里山公園を歩いていると、夕方、地面にとまっている蝶がいました。
閉じた翅は樹皮のような地味な色で地味な模様。
タテハチョウの仲間のようです。
画像を拡大してみると、見える足は片側2本。
昆虫の脚は片側3本の計6本ですが、タテハチョウの仲間は一番前の脚2本を折りたたんでいるので、見えるのは片側2本の計4本だけ。
ところが、調べてみてもみつかりません!
見ての通り普通の蝶とちょっとちがう個性的な翅の形をしています。
ですから、簡単に見つかるだろうと思っていました。

ただ、翅の模様はクロコノマチョウにそっくり。
でも形は全くちがいます。
謎です。
そこでひらめきました。
もしかして、この謎の蝶はクロコノマチョウの翅がちぎれてしまったものでは?!
そう考えると、出会った場所も時間もピタリと合います。
それにクロコノマチョウより翅は小さそうです。
ただ、両側が同じように欠けているのが気になります。
閉じていたところを鳥のクチバシにちぎられたのでしょうか。
謎です。
■参考外部リンク■
クロコノマチョウ(昆虫エクスプローラ)
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