巨樹・古樹・老樹 その46 錦織公園の河内の里の山辺の道の頂上の丸い小楢
大阪府営の錦織公園。
もともとは、燃料用の松林と、谷間に作られた田んぼからなる里山。
そこに地形を利用して、コナラに覆われた「里山」をイメージして植栽されたのが、錦織公園のはじまりのようです。
ですから、園内中にコナラの木がはえています。
開園しておよそ30年。
大きな樹木が林冠をつくり、コナラやアラカシなどが混ざり合っています。
そんな中で、ほかの木々からちょっと離れて立っているコナラがあります。
河内の里の里の家の前の丘をめぐる山辺の道。
その頂上の広場。

秋になって少し葉が落ちたのか向こうが透けて見えています。
頂上でほかの木々から離れているためか、枝が四方八方に伸び、全体が半円形。
光を逃さないように下の方にも枝をのばしています。

縦に伸び、時には横に曲がって生えている錦織公園のコナラの中で、もしかしたら一番コナラらしくなコナラかもしれません。
「巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
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