ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)―下赤阪の棚田の8月のトンボ
8月の下赤阪の棚田ビオトープでは、成長した稲の上をたくさんのトンボが飛んでいました。
ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)Pantala flavescens
動物界 節足動物門 昆虫綱
トンボ目 トンボ科 ウスバキトンボ属

あまり有名ではありませんが、普通にいるトンボ。
群れて飛んでいる姿は赤とんぼのようですが、よく見ると濃いオレンジ色。
お盆の頃にたくさん現れるので「精霊(しょうりょう)とんぼ」と呼ばれます
確かにお盆前の棚田に大量に集まっていました。

日本の多くの場所で普通に見られるトンボですが、沖縄や九州南部を除き幼虫が冬を越せないと言われます。
つまり、南の方から移動してきて日本中に広がっていくと考えられています。
成虫の移動は片道切符と言われますが、そうだとすると毎年ものすごく多くの成虫が無駄死することになります。
きっと、気温の低下に合わせて南へ戻っていくトンボもいるのだと思います。

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■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会
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