今年の梅雨のキノコらしくないキノコいろいろ
キノコ。
と言われて思い出すのは、多分いわゆるキノコ型のキノコ。
シイタケやシメジのような。
キノコは、菌類の内、胞子を作る大きな器官(子実体)を作るもののこと。
小さいものはカビと呼ばれます。
キノコは生物学的分類では担子菌(たんしきん)と子嚢菌(しのうきん)に分かれます。
担子菌を見た目で分けると、キノコ型の「ハラタケ類」、キクラゲやサルノコシカケのようにヒダがない「ヒダナシタケ類」、丸かったり塔のような形をしている「腹菌類」。
子嚢菌の見た目はいろいろな担子菌と似ています。
ということで、今年の梅雨に出会った、キノコっぽくないキノコ、ハラタケ類以外のキノコです。

まわりにあるレース状の部分が広がると、きれいです。
中華料理の食材でもあります。
腹菌類のキツネノエフデ

ヒダナシタケ類のシロソウメンタケ

ヒダナシタケ類のツガサルノコシカケ

サルノコシカケの仲間のキノコは何年も成長します。
そのため他のキノコとちがって硬く、
年輪のような輪があります。
子嚢菌のノボリリュウタケ

一見傘の形が崩れたハラタケ類のようですが、
胞子を作るのは「傘」の表面。
ハラタケ類のように傘の裏側ではありません。
たった5種類。
この間見かけたハラタケ類はもっとたくさん。
さすが、キノコの代名詞となっているキノコです。
その分、名前を探すのはたいへんです!
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