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雑木林にもこんなに不思議な生き物がいっぱいいたなんて!『教えてゲッチョ先生!雑木林のフシギ』盛口満著 ヤマケイ文庫刊

 様々な生き物のスケッチの描き方と生態を紹介した東京大学出版会の『生き物の描き方』『昆虫の描き方』『植物の描き方』の「描き方シリーズ」の著者の本です。
 盛口満さん。
 またの名をゲッチョ先生。

教えてゲッチョ先生! 雑木林のフシギ (ヤマケイ文庫)

新品価格
¥950から
(2016/7/11 20:10時点)

 ゲッチョ先生が高校教師のころ、生徒たちと出会った雑木林の生き物のエッセイ。
 一つのテーマが4ページできっちりと終わります。
 この本の特徴は、「里山」と書かずに「雑木林」としているところ。
 一般的な言葉としては、「雑木林」も「里山」も大きなちがいはありません。
 「里山」は「雑木林」のことではありませんが、「雑木林」は「里山」のひとつ。
 つまり、里山のいろいろな姿の一つが、雑木林ということです。

子供の頃のゲッチョ先生にとって憧れのドングリだったクヌギ

 初版は2003年の出版で当時なら「雑木林」のほうがわかりやすかったでしょう。
 ですから、文庫版として2016年に再版するのなら、「雑木林」よりも目を引く「里山」に変えるのは、ビジネスとしては当然のこと
 でも、「雑木林」のまま。

 ですから、内容も最近よくある、里山を神聖視してしまい、「里山は生物多様性のある大切な自然だからなにがなんでも守らならければならない!」というようなことはまったく、微塵もありません。
 ただただ、雑木林で出会った面白く奇妙な生き物たちの紹介です。

冬虫夏草(虫草)のカメムシタケ

 それも、昆虫だけでなく、植物、哺乳類、キノコなどなど。
 昆虫だけ、鳥だけ、花だけと特定の生き物にかたよることなく、幅広く取り上げます。
 なぜなら、それら様々な生き物たちが複雑に関係し合い、時には食べ、時には食べられ、と立場も入れ替わるのが雑木林の姿です。

 見たことも聞いたこともないような生き物もいるかもしれません。
 ものすごくめずらしいと思っている生き物もいるかもしれません。
 でも、みんなゲッチョ先生の学校のまわりの雑木林にいる生き物たち。
 雑木林はいろいろな生き物たちが、ぞれぞれ関係しあって生きているのがこの本でもわかります。

おそらくムササビがマツボックリを食べた痕のエビフライ

 どのような生き物が登場するのか、ちょっとだけ目次から抜き出してみます。

ドングリって何?
林のゴキブリ
冬虫夏草って知っている?
ゾウの鼻を持つさなぎ
マツボックリのエビフライ
トンボにとりつくキノコ
日本原産の果物を知っている?

 ほんとうにいろいろな生き物が登場しています。

 このように雑木林でどのような生き物たちがどのように生きているのか、その一端が描かれています。
 きっとこの本を読んでから雑木林・里山に行くと、今まで気が付かなかったことがたくさん発見できるにちがいありません。
 雑木林で自然観察するときのポイントのたくさんあり、参考になる1冊です。

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■参考外部リンク■
【ゲッチョの公式サイト】ゲッチョのカマキリ広報
ヤマケイ文庫 教えてゲッチョ先生!雑木林のフシギ | 山と溪谷社

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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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