【 野鳥・鳥のはなし】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
果物・実
紅葉・黄葉・褐葉
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について

〔関連タグ リスト〕

〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

狭山池の冬の鳥たち 2016年3月と2015年3月 水面や水際にいた鳥

 今年、築造1400年を迎えた狭山池。
 最も古い日本の歴史書の古事記や日本書紀にも書かれ、日本一古い溜池と言われています。
 とはいえ、1400年の間にいくども改修され、特に平成の大改修では現代的なダムに生まれ変わりましたので、当時のものはとなりの博物館に展示されているだけかもしれません。

博物館の方からだと狭山池のむこうに和泉山脈が見えます

 そんな狭山池。
 冬は様々な水鳥がやってきます。
 2016年と2015年の3月に狭山池で出会った鳥たちを集めてみました。

水面にいた鳥
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
カモ目

カルガモ(軽鴨)Anas zonorhyncha

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
留鳥
水面・逆立・地面採餌:植物性が強い雑食
タグ:カルガモ

2016年3月

最も有名なカモかもしれません。

池や川など身近な水辺にいる上に、カモの多くが冬にやってくる冬鳥なのに対して、一年中いる留鳥。
だから一番目にするカモかも。

2016年3月

大きいカモ。

水面を泳ぎながら、水中の植物を食べます。

ヒドリガモ(緋鳥鴨)Anas penelope

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより小さい
冬鳥
水面・地上採餌:植物の葉や種等
タグ:ヒドリガモ

2016年3月

左から♀♂♂♀の順で並んでいます。
2015年3月

上がメスで下がオス

中くらいのカモ。

オスの頭が赤茶色なのが名前の由来。
でも、白い線が中央に走っているので全部が赤茶色ではありません。

大きな群をつくります。

狭山池で一番多いカモかも。

コガモ(小鴨)Anas crecca

カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥
水面・地面採餌:植物食
タグ:コガモ

2016年3月

左がオスで右がメス

名前のように小さいカモ。

オスの顔と、たたむと隠れる翼の緑色(翼鏡)が構造色できれい。

2016年3月

上下ともオス

水中にクチバシを突っ込んで水中の植物を食べます。

オカヨシガモ(丘葦)Anas strepera

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥
水面採餌:主に植物食,他昆虫・魚等小動物
タグ:オカヨシガモ

2015年3月

奥がオスで手前がメス

巣をヨシ原につくるのが由来と言われています。

カモの仲間はオスが派手でメスが地味なのが普通ですが、オスも地味なのが特徴。

マガモ(真鴨)Anas platyrhynchos

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
冬鳥
水面・逆立・地面採餌:植物性が強い雑食
タグ:マガモ

2016年3月

左がメスで右がオス

「カモ」の絵を描くときよくモチーフにされます。

オスの頭は緑色の構造色。

水面で逆立ちして水中の植物などを食べます。

2016年3月

ハシビロガモ(嘴広鴨)Anas clypeata

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥
水面・逆立・地面採餌:主に植物食,種子・プランクトン・昆虫・魚類等
タグ:ハシビロガモ

2015年3月

左がメスで右がオス

名前のようにクチバシが大きくて平たいカモ。
シルエットでわかります。

オスが色鮮やか。

水面に浮いたまま水中にクチバシを入れこしとるようにして食べます。
逆立ちすることもあります。

2015年3月

キンクロハジロ(金黒羽白)Aythya fuligula

カモ目 カモ科 ハジロ属
ハトくらい
冬鳥
潜水採餌:雑食,貝類・魚類・昆虫・水生植物等
タグ:キンクロハジロ

2015年3月

真っ黒な体に真っ白がよく目立つのがオス。
全体が真っ黒に見えるのがメス。

群れを作りますが、たいてい人間から離れたところにいます。

カモ目
水面にいた鳥 動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
その他の目

カイツブリ(鳰)Tachybaptus ruficollis

カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属
ハトより小さい
留鳥
潜水採餌:動物食,魚類・両生類・水生昆虫等
タグ:カイツブリ

2016年3月

水中に潜って魚を捕まえます。

くわえているのはハゼの仲間。
おそらくカワヨシノボリ。

潜水が得意で、人の気配を感じるとすぐ潜り、しばらくして意外なところから顔を出します。

2015年3月

カンムリカイツブリ(冠鳰)Podiceps cristatus

カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属
カラスくらい
冬鳥
潜水採餌:動物食,魚類・両生類・水生昆虫等
タグ:カンムリカイツブリ

2015年3月

頭に飾り羽(冠羽)がある大きなカイツブリ。

潜って水中で魚を捕まえます。
こちらがくわえているのはゲンゴロウブナ?

オオバン(大鷭)Fulica atra

ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより大きい
漂鳥
潜水・逆立・歩行採餌:主に植物食,他魚類・昆虫等
タグ:オオバン

2016年3月

水面を泳ぐ姿を見ているとカモの仲間のようですが、クイナの仲間。
ですので水かきはありません。
そのかわり、趾(あしゆび)の皮が広がった「弁足」で水をかきます。

2015年3月

潜水するカモは、尾部が潜水艦のように水滴型をしていますが、オオバンも潜水するためか同じ。

潜水だけでなく、逆立でも食べます。

2016年3月

カワウ(川鵜)Phalacrocorax carbo

ペリカン目 ウ科 ウ属
カラスより大きい
留鳥
潜水採餌:魚類
タグ:カワウ

2016年3月

川に住んでいますが、鵜飼の鵜ではありません。
鵜飼につかうのは海に住むウミウ。と、おなじみの説明。

体の半分以上が水面に出るカモ類とちがって、体のほとんどが水面下。
見るからに潜水が得意そう。

セグロカモメ(背黒鴎)Larus argentatus

チドリ目 カモメ科 カモメ属
冬鳥
飛翔・水面・地上採餌:魚類・昆虫・動物の死骸

2015年3月

カモメというと海のイメージですが、川にいることもあります。
海から何十キロも離れた京都の鴨川のカモメが有名。
そちらはユリカモメですが。

とはいえカモメをよく見るのは漁港。
狭山池では、はじめて出会いました。

その他の目
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
水面にいた鳥
浅瀬に立っていた鳥
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
カモ目

カルガモ(軽鴨)Anas zonorhyncha

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
留鳥
水面・逆立・地面採餌:植物性が強い雑食
タグ:カルガモ

2016年3月

植物食の常か、食べるのに一生懸命です。

ヒドリガモ(緋鳥鴨)Anas penelope

カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより小さい
冬鳥
水面・地上採餌:植物の葉や種等
タグ:ヒドリガモ

2016年3月

水面を泳ぐカモの仲間にも、このように水辺によってくるカモと、よってこないカモがあります。

コガモ(小鴨)Anas crecca

カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥
水面・地面採餌:植物食
タグ:コガモ

2016年3月

上がオスで下がメス。

コガモやヒドリガモはこのような水辺や陸地で食べている姿をよく見ます。

2016年3月
カモ目
浅瀬に立っていた鳥 動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
その他の目

オオバン(大鷭)Fulica atra

ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより大きい
漂鳥
潜水・逆立・歩行採餌:主に植物食,他魚類・昆虫等
タグ:オオバン

2016年3月

浅瀬に立って歩く姿は少しクイナらしいかも。

2016年3月
上から見ると弁足がよくわかります。
2016年3月

水かきはカモやハクチョウ以外にもウなどにもあり、特定の水かきのある鳥から分かれたのではなく、必要に応じて平行進化でそれぞれの鳥たちが獲得していったようです。

弁足も同じようにオオバン以外にカイツブリなどにもあり、平行進化で獲得したものでしょう。

そうすると水かきと弁足の差はどこにあったのか。
もしかして、弁足が大きくなってつながったのが水かき?

バン(鷭)Gallinula chloropus

ツル目 クイナ科 バン属
ハトくらい
留鳥
歩行採餌:雑食,種子・昆虫・甲殻類等
タグ:バン

2016年3月

オオバンと同じクイナ科のバン。

でもこちらには弁足はありません。

だからでしょうか、泳ぐこともありますが、オオバンよりも足がつくところを好むようです。

イソシギ(磯鷸)Actitis hypoleucos

チドリ目 シギ科 イソシギ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:主に動物食,小型節足動物・ミミズ等
タグ:イソシギ

2016年3月

泥の中に住む虫などを食べます。

体が小さいので浅いところを好みます。

クサシギとそっくりですが、羽の付け根まで白くなっているのがイソシギ。

狭山池ではイソシギのほうがよく見かけます。

ツグミ(鶇)Turdus eunomus

スズメ目 ツグミ科 ツグミ属
ハトより小さい
冬鳥
地上採餌:植物の種子,昆虫類等
タグ:ツグミ

2016年3月

芝地などを好む鳥ですが、決して水辺がキライなわけではないようです。

ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens

スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動物・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ

2016年3月

街中のアスファルトの上を歩いていたりしますが、水辺が好きな鳥です。

ただ小さいので水際にしかいません。

その他の目
動物界 脊椎動物亜門 鳥綱
浅瀬に立っていた鳥

 ここ数年、狭山池では冬の間は水を減らしています。
 元に戻るのは3月に入ってから。
 減っている間は鳥も少なくなっています。
 ということで、暦の上では春ですが、毎年3月に見に行きます。

 2015年はカモメを見ることができました。
 ところが、2016年はいつもよりも種類は少なめ。
 それは池にいる鳥だけでなく、池の周囲にいる鳥も。
 理由はわかりませんが、1400年ということで池の周りの草木がきれいに刈り取られていたからかもしれません。

■参考外部リンク■
狭山池築造1400年記念公式サイト|大阪狭山市
狭山池が国の史跡に指定されます/大阪狭山市ホームページ
大阪府/狭山池ダム

関連記事
スポンサーサイト
››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 狭山池の鳥2015/03  狭山池の鳥2016/03  水鳥  冬鳥  狭山池の鳥  セグロカモメ  カルガモ  コガモ  ヒドリガモ  オオバン 

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

comment

管理者にだけメッセージを送る

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Yahoo!天気・災害
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
bk1
リンク
動物プロダクション サイエンスとゆかいな仲間たち
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
Amazon
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる