林縁がガサゴソすると思ったら ひさしぶりのとらつぐみん
住宅街の中の里山公園。
錦織公園。
梅を見に行った時のこと。
途中、林の縁のところでなにやらガサゴソと音がします。
冬の林でこういう音を聞くときは、たいていシロハラ。
ツグミ科の鳥で、冬になると渡ってきて林床で落葉の中をごそごそしながら食べ物を探します。
ガサゴソしていたのは、全身ウロコ模様の鳥。
それも黄色地に黒のウロコ模様。
派手なようで林床では迷彩。

シロハラは薄い褐色の体に褐色の羽。名前ほど白くは見えません。
よく似たツグミの体は黒いウロコ模様に褐色の羽。
どちらでもありません。
黒と黄色のトラ模様は、トラツグミ。

シロハラやツグミと同じツグミ科の冬鳥。
大阪では絶滅しそうな絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
錦織公園では毎年のように見ていましたが、去年一昨年と出会っていないので、錦織公園レッドリストにEX(絶滅)と書かなければならないか、と思っていました。
今年は無事やってきてほっとしました。
きっとこの2年間は運悪くトラツグミとすれ違っていたのでしょう。
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タグ: トラツグミ 冬鳥 錦織公園 絶滅危惧 レッドリスト 大阪VU 保護色
