巨樹・古樹・老樹 その37 住吉大社の大阪市指定保存樹第11号の夫婦楠
日本でもトップクラスの古さじゃないかというほど歴史がある大阪の住吉大社(すみよしたいしゃ)。
神社ほどではありませんが、数百年の齢を重ねた樹木がいくつもあります。
神社ができてから何度も津波に襲われているはずですが、それでも数百年生き残っていたのは、上町台地の上で津波が届かなかったのかもしれません。

大阪の神社ではクスノキがよく植えられ、シンボルとなっています。
もちろん住吉大社にも。
そのひとつが千年楠。1000歳のクスノキ。
そして夫婦楠。少し年下の800歳の御神木。
こちらも大阪市の保存樹です。

「夫婦杉」はいろんなところで出会いますが、夫婦楠はめずらしいような気がします。
文字通り、2本のクスノキが根本でつながっているように見えます。

高さは19.8メートル。どこにでもある普通の木と言った感じです。
クスノキは杉のように高くはなりませんが、幹周りは7.9メートル。
手を繋いで幹を囲むには5人くらい必要です。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

- 関連記事
-
- 巨樹・古樹・老樹 その38 高野山の不動坂のバス専用道手前の1本樅 (2016/05/16)
- 巨樹・古樹・老樹 その37 住吉大社の大阪市指定保存樹第11号の夫婦楠 (2016/04/09)
- 大島桜と染井吉野 ふたつのさくらの花がならんでいました。 (2016/04/05)
スポンサーサイト
タグ: 巨樹・古樹・老樹 クスノキ 夫婦楠 住吉大社 大阪市指定保存樹
