梅雨の芝生の上に咲くネジバナのねじねじは毎年同じ?
梅雨の頃に咲く花、ネジバナ。
愛好者が多いランの仲間ですが、そこら辺に生えている雑草。
多年草で、葉は年中地面にはりつくようなロゼット状。
花が咲くこの時期が過ぎると、どこにあるのかわからなくなります。

別名「ねじり草」。
名前のとおり、花がぐるりとねじれてつくのが特徴。
「ねじれ」には必ずつきものの右巻き左巻き。
ややこしいのでこのブログでは、横から見て巻いている方向をそのまま文字にして「ミ巻」「彡巻(さんまき)」と言っています。

ネジバナの面白いところは、ミ巻き彡巻きがだいたい同じ数ということ。
次に気になるのは、毎年同じ巻き方かどうか。
ネジバナは太い根の数箇所から芽を出しますが、ひとつの芽から咲くのは1本だけのよう。
ということで、鉢植えの同じネジバナの今年と去年の写真を比べてみました。
![]() 2014年のネジバナ ちょっとわかりにくいですが どちらも彡巻 右側の巻きが乱れてる |
![]() 2015年のネジバナ わかりやすい 彡巻とミ巻 巻きもきれい |
すると、去年はどちらも彡巻。
しかし今年はミ巻と彡巻。
ネジバナは株分けしても同じ性質にならなこともあるとか。
同じ株でも巻き方は毎年ちがうようです。

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