葉の裏に隠れた初夏の花 さかき
初夏は樹木の花の季節。
でも、小さくパラパラと咲く花も少なくないので、意外と気づかれないかもしれません。
そんな花の一つが、榊(さかき)。
ツツジ目 モッコク科 サカキ属の常緑樹。
神さまへのお供え物として使われます。
直射日光がなくても枯れない陰樹。
里山では、林床に普通に生えていたりします。
ちょうど今頃が花の季節。
でもテカテカして分厚い照葉の陰で下向きに咲き、まとまらず、木も大きくないのでとなりを歩いていてもまったく気づかないかもしれません。


春に咲く近縁の姫榊(ひさかき)よりも大きな花。
葉っぱだけでなく、花も榊は大きく、姫榊は小さいようです。

ツルツルで全縁の葉っぱと鎌形の新芽の榊
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