空のための鏡がたくさんできました!
6月を迎えた下赤阪の棚田。
5月下旬には田起こしを終え、入水を待つばかりでした。
6月上旬。
ほとんどの田んぼに水が入り、田植えが終わっているところもあります。
棚田の2015年がはじまりました。

棚田の周りではもうたくさんの花が咲いています。
それなのに、イネの成長はこれから。
どうして田んぼのはじまりがこんなに遅いのでしょうか。

一番の理由は、イネは日本よりももっと暖かいところの植物だからでしょう。
多年草ですが、日本では冬に枯れてしまいます。

それから、イネがお米を作るのには、一定の温度と日照が必要です。
イネが温度や光がほしい時期に足りないと、お米がたくさんできません。
梅雨や台風など天気の変化と深い関わりがあります。
ですから、その土地の気候や植える品種の性質にあわせて植える時期を調整します。

すでに花が咲いて蝶や蜂が飛び交っているといっても、棚田の主役はイネ。
半年もない短い間ですが、これから棚田が賑やかになってきます。
入水のすんだ棚田の画像は
【いきもの を ぱちり! 6月 棚田が光る季節】にもあります。
タグ♦ 2015年の下赤阪の棚田
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会
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