7年もかかるカタクリの花 あしもとにご注意を
今年も金剛山でカタクリが咲き始めました。
ちはや園地ではちゃんと柵で区切られていて、一面に咲いています。

ちはや園地のカタクリ
山頂付近では、登山道の周りに咲いています。

山頂付近のカタクリ
残念なことに、所々で踏み荒らされていました。
登山道を歩いていれば踏まないようなところですから、カタクリの花を写すためのことでしょう。
カタクリの花を写すために、カタクリの葉を踏み荒らす。
皮肉なものです。

踏み荒らされたカタクリの葉
カタクリは花を咲かせるために最低でも7年が必要です。
葉を広げて光合成をするのもわずか1ヶ月ほど。
その間に踏み荒らされたりすると、さらに数年を必要とすることもあります。
野草に興味をもつことは決して悪いことではありません。
写真を撮るのも悪いこととは思いません。
でも、カタクリを残すために、写真を撮る前には、足下の確認を忘れずに。
そうすれば、これからも柵にじゃまされることもなく、登山道から間近にカタクリを見られるはずです。

カタクリの花を絶やさないために
自戒の意味も込めて。
タグ♦ カタクリ 金剛山
■参考外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
ちはや星と自然のミュージアム
~ Chihaya Nature and Astronomy Museum ~
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