霊場高野山の巡礼道で雪の上に小鳥が足跡をつける現場に遭遇しました。
お正月の高野山。
雪の高野山。
その参道の不動坂の途中。
小さな鳥がいました。

高野山への道で出会った小鳥
全体が黒っぽいような焦げ茶色のような鳥。
大きさはスズメくらい?
どうやらカヤクグリのようです。

カヤクグリのようです
白い雪の上ですから食べ物はありません。
遊んでいるのでしょうか。

雪の上で遊んでいます
カヤクグリが飛び去った後、その場所に行ってみました。
果たして、たくさんの足跡が残っていました。
跡は4センチほど。
『鳥の足跡ハンドブック』によればカヤクグリよりもちょっと大きいくらい。
移動するときに雪を蹴散らしたと考えればこのくらいでしょうか。

カヤクグリの足跡?
でもヘチマのような形で趾(あしゆび)が見えません。
まるでリスのようです。
大きさもリスくらいで、歩幅もリスくらい。
もしかして、カヤクグリの前にリスがつけていた?

ジグザクの足跡
でもよく見ると、跡がジグザグだったり、いきなり消えていたりとリスっぽくありません。
鳥は飛び立ち、飛んでくるのでいきなり足跡が現れたり、消えたりします。
もちろんリスは木に登るまで続きますし、ジグザグにはなりません。
カヤクグリは地面の上を歩くときは両足を揃えてピョンピョンと跳ねるように移動します(ホッピング)。
木にとまる鳥なので趾の間が狭まっています。
崩れやすい雪の上ではヘチマ型になってもふしぎはない、かも?
やっぱりカヤクグリの足跡のようです。
タグ♦ カヤクグリ バードトラック
■参考外部リンク■
一般社団法人高野山宿坊協会・有限会社高野山参詣講
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