【 野鳥・鳥のはなし】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
果物・実
紅葉・黄葉・褐葉
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について

〔関連タグ リスト〕

〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

和歌山の加太の海で出会った冬の海の鳥たち


 大阪の南端の岬町に接した和歌山北端の和歌山市の加太(かだ)。

 和歌山と淡路島に挟まれた紀淡海峡(友ヶ島水道)に面した、天然の海岸が続く場所。

 そんな加太の漁港から城ヶ崎までのあいだで出会った冬の海の鳥たちです。




城ヶ崎から田倉崎へ続く加太の海




漁港にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
セグロカモメ(背黒鴎)Larus argentatus
チドリ目 カモメ科 カモメ属
冬鳥
魚類・昆虫・動物の死骸
港に停泊する漁船の上を飛んでいました。

カモメの仲間は意外と多く、しかも似ているものが少なくありません。

嘴(くちばし)の色、翼上面の色、腹の色、尾羽根の色、足の色、そして一般的な種類ということで、セグロカモメに落ち着きました。
トビ(鳶)Milvus migrans
タカ目 タカ科 トビ属
留鳥
魚類・小動物・動物の死骸
別名:トンビ
タグ:トビ
やっぱり海というと、トビ。

カモメと同じように漁のおこぼれをもらおうというのでしょうか、数羽空を舞っていました。

もちろん、このようなところにいるワシタカ類はトビですが、見分けるポイントは尾羽根。

普通、ワシタカ類の尾羽根はひろげると扇形か台形になりますが、トビは内側にへんこだ変形凹型になります。
動物界 脊索動物門 鳥綱
漁港にいた鳥



砂浜にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
コサギ(小鷺)Egretta garzetta の足跡
コウノトリ目 サギ科 シラサギ属
カラスより大きい
留鳥
捕食採餌:魚類・両生類・節足動物等小動物
タグ:コサギ
砂浜を歩きそうな鳥というと、セキレイですが、足跡はちょっと大きすぎ。

他にはシギやチドリですが、どちらも地面の上を歩く鳥ですので、後ろ向きの第1趾(し)が無いか短い。

前の真ん中の第3趾から第1趾が10センチ余り。
第2趾と第4趾の開きがおよそ90°。
太くしっかりとした趾(あしゆび)の跡。

それらを総合した結果が、コサギでした。
アオサギ(蒼鷺)Ardea cinerea
コウノトリ目 サギ科 アオサギ属
カラスよりずっと大きい
留鳥
捕食採餌:魚類・両生類・節足動物等小動物
タグ:アオサギ
広い海から小さな池まで、魚がいる水辺ならどこでもいるアオサギ。

砂浜の上を飛んでいましたが、どこかへ行く途中かもしれません。
動物界 脊索動物門 鳥綱
砂浜にいた鳥



磯にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
クロサギ(黒鷺)Egretta sacra の黒色型
コウノトリ目 サギ科 シラサギ属
留鳥
魚類・甲殻類・貝類
見た目の通り黒いサギ。
ただ南方では白いクロサギもいて、ちょっとややこしそうです。

岩場の波に濡れないところが好きなようです。

コサギに負けないほどのきれいなクリームイエローの趾(あしゆび)がトレードマーク?
イソヒヨドリ(磯鵯)Monticola solitarius のメス
スズメ目 ツグミ科 イソヒヨドリ属
ハトより小さい
留鳥
歩行採餌:甲殻類・昆虫類・トカゲ等小動物
タグ:イソヒヨドリ
磯(いそ)を好むことからついた名前ですが、結構内陸部でもみかけます。

むしろ磯で見かけるほうが少なかったりします。

「ヒヨドリ」となっていますが、ツグミの仲間です。
ハクセキレイ(白鶺鴒)Motacilla alba lugens
スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥
歩行採餌:小型節足動・ミミズ等,雑食
タグ:ハクセキレイ
平らなところがあったらどこにでもいるセキレイ。

食べ物が多い磯では、凸凹だって気にしていないようです。

磯ではわりと見かけます。

色が黒っぽいのでセグロセキレイのようにも見えますが、顔が白いのでハクセキレイです。
動物界 脊索動物門 鳥綱
磯にいた鳥



岩礁にいた鳥
動物界 脊索動物門 鳥綱
ウミネコ(海猫)Larus crassirostris
チドリ目 カモメ科 カモメ属
留鳥
魚類・両生類・昆虫・動物の死骸
鳴き声がネコに似ていることが名前の由来とか。

よく似たものが多いカモメ類の中で、太くて先が黒くて赤いクチバシが特徴です。

この画像ではわかりにくいですが。
ウミウ(海鵜)Phalacrocorax capillatus
ペリカン目 ウ科 ウ属
留鳥・冬鳥
潜水捕食:魚類
池や川にいるカワウと同じウ属で、鵜飼に使われるのはこのウミウ。

ウミウとカワウはよく似ているうえに、カワウは海にいることもあります。

顔の黄色い部分の形とかちがいはありますが、遠くて逆光気味ではよくわかりません。

ただ、カワウは海にいても波のない湾内などを好むそうです。

ここは太平洋の外海に面していないとはいえ、大阪湾の入り口の友ヶ島水道の岩礁地帯。
池にはない波があります。

ということでウミウとしました。
ウミアイサ(海秋沙)Mergus serrator
カモ目 カモ科 アイサ属
冬鳥
潜水捕食:魚類
細長いクチバシですがカモ目カモ科、カモの仲間です。

よく似たカワアイサは名前のように淡水にいますが、カワウと同じように湾内など波のないところなら海にも来ることがあります。

この鳥がいたのはウミウと同じ岩礁地帯で、波に揺られながら泳いでいました。

さら決定的なのは、オスの後頭部に伸びる毛。
これはウミアイサの特徴。

ということで左がオス、右がメスです。
並んで泳いでいました。
動物界 脊索動物門 鳥綱
岩礁にいた鳥



 加太港から城ケ崎までは漁港、砂浜、磯、岩礁と狭い範囲にいろいろな海岸地形があるので、ちょっと歩いただけでこんないろいろな海の鳥と出会うことができました。

 次は、貴重な自然が残る友ヶ島の方へ渡って行きたいと思います。



タグ♦ 加太 海の鳥

■参考外部リンク■
和歌山市加太観光協会


新・水辺の鳥―野鳥観察ハンディ図鑑

新品価格
¥648から
(2015/2/15 22:48時点)

日本の鳥550 水辺の鳥 増補改訂版 (ネイチャーガイド)

新品価格
¥3,888から
(2015/2/15 22:49時点)

鳥の足型・足跡ハンドブック

新品価格
¥1,728から
(2015/2/15 22:51時点)

関連記事
スポンサーサイト
››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 加太  海の鳥  冬の鳥  セグロカモメ  クロサギ  ウミネコ  ウミウ  ウミアイサ  トビ  コサギ 

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

comment

管理者にだけメッセージを送る

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
bk1
リンク
動物プロダクション サイエンスとゆかいな仲間たち
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる