今年も小さな小さな節分草がさきはじめました。花の文化園
2015年2月3日は節分(せつぶん)です。
節分は二十四節気以外の季節の区切りを表す雑節(ざっせつ)の一つ。
本来は四季の始まりの立春・夏至・秋分・冬至それぞれの前日のことですが、今では立春の前日のことを指します。
ということで、今年も節分の頃に咲き始める節分草です。
キンポウゲ科センツブンソウ属の多年草。
多年草と言っても、春先に芽を出し、花を咲かせ、夏が始まる前に枯れて、次の春まで地面の下でじっと待っている春植物(スプリング・エフェメラル)。
ですから出会えるのは春先のわずかな間だけ。
西日本の石灰岩地帯にしか生えないと言われる珍しい植物です。
大阪では絶滅危惧 I 類。
絶滅の危機に瀕しています。
そんな節分草を簡単に見ることができる場所の一つが、大阪府河内長野市の植物園、花の文化園。
今年も節分を前にして咲きはじめていました。

花を咲かせるためだけのような小さな節分草

咲きかけのつぼみと

「蟲師」のように光っているように見えます
花の文化園の節分草の見頃は2月後半。
狭い範囲ですが、一面咲いている姿を見ることができるのは、もう少し先。
そうなったら、きっとホームページで教えてくれるでしょう。
タグ♦ 節分草 花の文化園
■参考外部リンク■
大阪府立花の文化園公式サイト

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