錦織公園で春の七種さがし
1月7日。
人日(じんじつ)の節句(せっく)。
七草粥(ななくさがゆ)の日。
この日に7種類の野菜・山菜のはいったおかゆを食べると、無病息災になるといわれる伝統的な習慣です。
発祥は古代の中国ですが、今のような形になったのは江戸時代の日本と言われています。
ということで、毎年恒例になっている大阪の南河内地方にある府営の錦織公園の河内の里に行ってきました。
ここでは年末から年始にかけての間だけ、春の七種を展示しています。

錦織公園の河内の里の里の家の前に並ぶ春の七種
春の七種を覚える言葉があります。
まずはそれから。
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
これぞななくさ
分布を見ればわかるように7種中5種類は雑草。
2種類は野菜。
ちょっと違和感がある組み合わせですが、伝統的な習慣のものですから、「そういうもの」なのでしょう。
「すずな」「すずしろ」は江戸時代以前の室町時代の文献に見られるようなので、カブもダイコンもかなり早い時期に日本に入ってきていたようです。
錦織公園の春の七草の展示はこの時期に限ってのことなので、タイミングがずれるともうおいてないかもしれません。
でも、里の家の周りをじっくり探してみると、自生しているもの、栽培されているものがきっとみつかるでしょう。
タグ♦ 春の七種
■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園

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