今年はきれいに咲きました。 タルサトイモ2014
ツイッターで予告していたサトイモの花です。
サトイモはもちろん煮物にして食べるあのサトイモです。
樽で育てているので「タルサトモ」。
いろいろあって樽で育てていますが、畑とちがう狭い環境で育てているからでしょうか、ほぼ毎年花が咲きます。
去年は蕾(つぼみ)はできたのですが咲かずに終わってしまいましたが、今年は咲きました。

タルサトイモの蕾が現れました
蕾が現れたといってもまだ仏炎苞(ぶつえんほう)の先だけ。
「仏炎苞」はサトイモ科の花の特徴で、多くの場合は本当の花を包むように形になります。
ミズバショウの花の白い部分です。
右隣のは顔をのぞかせたばかりの葉。
蕾は葉脈が見えませんので、葉と見分けることができます。

蕾発見3日目
やっと蕾本体が現れました。
右側の葉の根元(偽茎)の割れ目からぷっくりとしたものが顔をのぞかせています。
それが蕾です。
左側は伸びた葉の葉柄。

仏炎苞も伸びてる6日目
蕾は完全に現れています。
仏炎苞が結構長くなり、左側の葉はすっかり開いています。

花開いた9日目の朝
仏炎苞が割れ、中から花が顔をのぞかせています。
黄色い棒状のものが花。
正しくは、棒状の柄の表面に小さな花が並んだもの。
この様な花は「肉穂花序(にくすいかじょ)」といいます。
これも仏炎苞と共にサトイモ科の花の特徴。

その夕方
仏炎苞がそりかえっています。
これが本当の咲いた状態でしょうか。
今年は今までの中でも一番きれいでは?

ちょっと角度を変えると同じサトイモ科のカラー(オランダカイウ)っぽい?
そして次の日には花はしぼんでしまいます。
サトイモの花はめったに咲かないだけでなく、寿命も短いのでした。
さあ、残りの二株は咲くのでしょうか。
今のところはその気配はありませんが。

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