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通りすがりの赤いやつ 渡鳥戦隊のヒレンジャク


 まだまだ寒い3月初旬。

 道を歩いていると数人の人だかり。

 多くの人が望遠鏡のようなレンズのカメラを持っています。

 ということは、レンズの向かう先に珍しい鳥がいる証拠。

 なんでしょう?



 聞いていみると、ヒレンジャク。

 冬になってくるとやってくる冬鳥です。

 結構個性的な顔立ちで、見てみたい鳥の一つでした。

 ということは、ここでは珍しい鳥。

 写真を撮っている人も珍しい鳥と言っていました。



ポプラの木の上に止まっているヒレンジャク
ポプラの木の上に止まっているヒレンジャク




 体のほとんどが灰色で、地味そうに思えますが、黒い嘴(くちばし)と黒い過眼線(かがんせん)と後頭部に生えた黒い冠羽(かんう)が一直線に並び、目の下を縁取る白い線。

 結構精悍な顔立ちです。

 そしてたたんだ羽の先は黒地に白い線。

 尾羽根の先などには名前の由来となった赤。

 ほかの鳥とはちょっとちがう雰囲気。

 その風貌と群れで行動する姿から、野鳥マンガ「とりぱん」では、「渡鳥戦隊ヒレンジャー」という二つ名がつけられています。

 この時はたくさんいたので「渡鳥戦隊ヒレンジャーいっぱい」。



ヒレンジャク(緋連雀)
スズメ目 レンジャク科 レンジャク属
スズメより大きい
冬鳥
ヒレンジャク(緋連雀)



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 ヒレンジャクと同じレンジャク属にキレンジャク(黄連雀)がいます。

 見た目はヒレンジャクとほとんど同じ。
 名前の違いと同じように、ヒレンジャクの赤い部分が黄色くなっています。

 ヒレンジャクとキレンジャクは一つの群れになって一緒に行動すること(混群)もあり、「とりぱん」ではその状態を「渡鳥大戦隊」と呼んでいます。

 そこで画像をチェックしてみましたが、キレンジャクは見つからず。

 どうやら渡鳥戦隊のようです。

 西日本に多いヒレンジャクに対して、東日本に多いのがキレンジャク。
 その通りの結果でした。



尾羽根の内側も赤いヒレンジャク
尾羽根の内側も赤いヒレンジャク




 ヒレンジャクは寄生植物のヤドリギの実を食べることで有名。

 ヤドリギも鳥に食べられなければ芽を出すことはありません。

 ところがこの近くにはヤドリギはほとんどありません。
 ひとりぼっちのヤドリギが2箇所にあるだけ。

 雄株と雌株があるヤドリギは、ひとりぼっちでは実はならないでしょう。

 レンジャクがいないからヤドリギがないのか、それともヤドリギが実をつけないからレンジャクが少ないのか。

 ともあれ、ヒレンジャクを見ることができたのは幸運でした。



少し離れたとこにあるもう一つのひとりぼっちのヤドリギ
少し離れたとこにあるもう一つのひとりぼっちのヤドリギ
通りすがりのキレンジャクでここにやってきたのかもしれません。




 ヤドリギはもちろんヒレンジャクが食べる実がなかったのか、あっという間にどこかへ行ってしまいました。



タグ♦ ヒレンジャク ヤドリギ 冬鳥 スズメより大きい鳥

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comment

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鳥に食パン

鳥はこちらの気配を察してすぐ飛んでいってしまいますから、写真撮るのは難しいですね。
ヒレンジャクみたいにあまり動かない鳥は助かります。

この間も山を歩いている時に2回もヤマドリと出会いましたが、写真取れませんでした(T_T)


「とりぱん」に出てくる鳥や自然はこちらとはちょっとちがうので、いつもその違いを楽しんでいます。

わぁ!とりぱん!!
愛読者でしたね〜^ ^ 私はまだ読んだ事がないのですが、知人がやはり愛読書の一つにしているようです!
つぐみん は、知人から教えてもらって知ってました(≧∇≦)
ヒレンジャク、ウチにも一羽だけ迷い込んで来ましたよ!写真とかは撮れなくて、すぐに飛び去ってしまったのですけど…群れで飛ぶんですね〜
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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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