飛鳥を偲ぶ梅林 近つ飛鳥風土記の丘
大阪の河南町。
金剛山地の麓に広がる一須賀古墳群(いちすかこふんぐん)。
山の斜面に古墳時代後期ごろの古墳がものすごくたくさんあります。
その数262基。
あたりはコナラやクヌギを中心とした里山になっていて、古墳群の中に散策路がつくられ、史跡公園になっています。
名前は「近つ飛鳥風土記の丘(ちかつあすか ふどきのおか)」。
風土記の丘のはずれにあるのが近つ飛鳥博物館(ちかつあすか はくぶつかん)。

風土記の丘のはずれにある近つ飛鳥博物館
その近くにあるのが梅林。
もちろんここも今年はちょっと遅い目の梅の花。
3月中旬にほぼ満開といった感じでした。
梅の品種はいろいろありますが、今まで紹介したことがないものを中心にピックアップ。
白梅(はくばい)

アオジク(青軸)

シラカガ(白加賀)
薄紅梅淡(うすきこうばいあわく)

ブンゴウメ(豊後梅)
薄紅梅(うすきこうばい)

シダレウメ八重(枝垂梅八重)
ここの梅林はまだ造園途中といった感じで、公園の広さからするととても小さく感じます。
今は春の花と行ったら桜になりますが、それは江戸時代から。
それ以前は梅のことでした。
飛鳥時代を偲ぶこの場所で、これから梅林ももっと大きくなっていくことでしょう。
少し離れたところには広い桜並木がありますので、4月になると一面桜色に染まることでしょう。
そしてここの魅力はなと言っても広大な里山。
またじっくりビオトープトレッキングしたいと思います。
※花のの色はデジカメで写した画像の色をIWO(いきもの は おもしろい!)が独自の判断で分類したものです。
専門的な分類や実際の色とちがうことがあります。
※色は「有職装束研究【綺陽会】」の「色彩と色目」を参考にさせていただきました。
ただし「白梅」という色はありませんので「白」としました。

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