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七十二候第六十六候「雪下出麦」と第六十七候「芹乃栄」 寒い冬でもがんばってます。


 1月。
 新しい年のはじめ。

 一年で最も寒くなると言われる小寒を挟んだ七十二候(しちじゅうにこう)の「雪下出麦」と「芹乃栄」。
 一年で最初とその次の候です。

 よみは「ゆきわたりて むぎのびる」と「せり すなわちさかう」。

 もうちょっとわかりやすくると「麦、雪の下で芽を出す」と「芹、よく育つ」。

 寒い中でも成長している様を表しています。



里山の農家を再現した錦織公園の河内の里の風景
里山の農家を再現した錦織公園の河内の里の風景
大阪南東部の南河内(みなみがわち)地方の農家の雰囲気を再現した河内の里。
小さいですが、田畑のビオトープが再現され、ほかにも今の河内地方では見ることがなくなった茶畑や、和紙の原料となるコウゾやミツマタなどが栽培されています。
隣にはコナラを中心とした里山のビオトープもあります。



 日本では稲刈りが終わってから田植えまでの間にムギを育てることがあります。

 冬はムギが育つ季節。

 そして多年草のセリも青々しています。

 ムギはこのまま育って春に収穫を迎えます。
 セリはいつでも食べることができます。

 植物が枯れて寒々とした冬でも、身近で青々としている植物をみて、暖かくなりはじめる春を思っていたのでしょうか。



青々している「雪下出麦」の頃のムギ
青々している「雪下出麦」の頃のムギ
河内の里では田んぼではなく畑に植えられています。
ほかにダイコンやカブなどが育っていました。



 もちろん本州の太平洋側平野部では冬でも枯れない草はたくさんあります。

 その中からムギとセリが選ばれたのも、身近で大切な食べ物だったからかもしれません。



ちょっと元気がなさそうな「芹乃栄」の頃のセリ
ちょっと元気がなさそうな「芹乃栄」の頃のセリ
セリは田んぼの一角に生えています。
田んぼそのものは雑草もなくきれいですので、意図的に残されているのだと思います。
水辺が好きなセリですので、ちょっと元気が無いようにみえるのは、田んぼの水がなくなったためかもしれません。



 この後、二十四節気(にじゅうしせっき)は一年で一番寒いという「大寒(だいかん)」になりますが、七十二候では春を思わせるような候が続きます。



◆タグ 七十二候 芹乃栄 錦織公園 ◆

■参考外部リンク■
大阪府営 錦織公園


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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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