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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

金剛山が育む棚田の生き物 下赤阪の棚田2013年9月 その3 動物編の2


 大阪の千早赤阪村の棚田で出会った生き物の動物編の2です。

 稲刈りまで秒読みになってきた9月の田んぼですが、動物は元気に飛び回っています。


 今回は節足動物の残りとほかに色々な生き物たちです。




かなり黄色くなってきた9月下旬の下赤阪の棚田




この記事にはクモミミズなどの画像があります。





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 「出会った時期」は写真を撮ることができた時期のことで、その時期以外にはなかったということではありません。



節足動物門
クモ綱
クモ目
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)
ジョロウグモ科 ジョロウグモ属
掲載:P116
出会った時期:下旬

右側にいる小さいクモは恐らくオス。
つまり大きい方はメス。
オスがちがう種類かと思うくらい小さいクモは他にコガネグモなどがいます。


スジブトハシリグモ (条太走蜘蛛)
キシダグモ科 ハシリグモ属
出会った時期:中旬

網を張らずに走り回って獲物を捉えるクモの仲間。
ハシリグモには水辺に住むものも多く、アメンボのように水面を走ることもできます。


シロカネグモの仲間
アシナガグモ科 シロカネグモ属
出会った時期:中旬

腹部や脚からシロガネグモの仲間だと思うのですが、この角度ではちょっとわかりません。
手の届かないところだったので、この向きで精一杯でした。




エビ綱
エビ目
サワガニ(沢蟹)
サワガニ科 サワガニ属
掲載:P142
出会った時期:中旬

左側の鋏と脚が欠けています。
サギに襲われたのかもしれません。
隠れるところがない田んぼの用水路に流されてきたからでしょうか。





環形動物門
貧毛綱
フトミミズ(太蚯蚓)
ナガミミズ目 フトミミズ科 フトミミズ属
掲載:P117
出会った時期:中旬

太いといううより大きいミミズ。
長さは25センチくらい?。
どういうわけか大量に溝の中にいました。
ミミズは水中でも窒息はしませんが、太陽の光が苦手なようですので、このままでは死んでしまいまうでしょう。


ミミズ(蚯蚓)の糞塊
掲載:P117
出会った時期:上旬

地面の上に溜められたミミズの糞です。
種類はわかりませんが、糞塊(ふんかい)の様子から“普通の大きさ”のミミズだと思います。
田んぼの水が抜けたのでさっそく糞塊をつくりだしたのでしょう。





軟体動物門
腹足綱
ニシキマイマイ(錦蝸牛)
有肺目 オナジマイマイ科 マイマイ属
出会った時期:上旬

西本州では一般的なカタツムリ。
地域によって変異が多いそうです。


カワニナ(川蜷)
吸腔目 カワニナ科 カワニナ属
掲載:P83
出会った時期:中旬

ゲンジボタルの幼虫の餌として有名な巻き貝。
一年の半分は水を抜く用水路ですから、これからどうなるのか気になります。




二枚貝綱
マシジミ(真蜆)
マルスダレガイ目 シジミ科 シジミ属
掲載:P87
出会った時期:上旬

カワニナ同様これから水の無くなる季節はどうなるのか気になります。
水ない状況で何ヶ月も生きられると思えないので、この貝は上流から流されてきたものでしょう。





脊索動物門
条鰭綱
メダカ(目高)?
ダツ目 アドリアニクチス科 メダカ属
掲載:P56
出会った時期:中旬・下旬

今までは流れが多くてあまり気づかなかったのですが、上旬には流れをゆるめていたので用水路の中にもいろいろな生き物がいることがわかりました。

メダカかどうかちょっと自信がありません。
目が大きいようにみえること、背中の真ん中に黒い筋があることで、一応メダカとしました。
ただ背びれがちょっと前すぎるような気がします。


ヨシノボリ(葦登)の仲間
スズキ目 ハゼ科 ヨシノボリ属
出会った時期:上旬

はじめは「ハゼの仲間」としていましたが、ツイッターでご指摘をいただき確認しました。
画像が少なく結論は出せなかったのですが、近畿地方の川の上流にいるハゼはヨシノボリの仲間ばかりのようですので、修正しました。

冬には水を止めてしまう水路ですので、上流から流れてきたものでしょう。
機会があるとき水路がつながる川も確認したいと思います。


コイ科と思われるの小さな魚
出会った時期:上旬・中旬


一見メダカのようですが、目が小さい、口が尖っている、背中に黒い筋がない、背びれが真ん中辺りについているので、メダカではないようです。
上のメダカとした魚も同じかもしれません。
用水路を上流から流れてきたのでしょうが、水を止めてしまったらどうなるのか気になります。

こちらもツイッターでご指摘いただきました。
「コイ科のカワムツやモロコといった小魚では」とのご指摘があったのですが、上から写した画像ばかりで十分な確認ができませんでした。
改めて調べてみると、コイ科は広範囲の淡水魚を含みますので「コイ科」を加えました。
魚の種類については、近くの川や上流の川に住む魚を調べることと合わせて、宿題にさせていただきます。




両生綱
カエル目
トノサマガエル(殿様蛙)
アカガエル科 アカガエル属
掲載:P27
出会った時期:上旬・中旬・下旬



ツチガエル(土蛙)?
アカガエル科 アカガエル属
掲載:P34
出会った時期:上旬・中旬・下旬

背中の隆条の感じからツチガエルと思いますが、自信がありません。


ヌマガエル(沼蛙)?
アカガエル科 ヌマガエル属
掲載:P34
出会った時期:上旬

ツチガエルとよく似ていますが、背中の隆条が細長いのでヌマガエルとしました。
ツチガエルは「イボガエル」と呼ばれるように隆条が短くなっています。


ニホンアマガエル(日本雨蛙)
アマガエル科 アマガエル属
掲載:P26
出会った時期:上旬

緑色で小さいカエル。
吸盤が発達しているのでよく葉っぱにとまっています。


ツチガエルのオタマジャクシ(御玉杓子)
両生綱 カエル目
出会った時期:上旬

はじめはただ「オタマジャクシ」としていましたが、こちらもツイッターでご指摘をいただき確認しました。
体から尾の独特の模様、オタマジャクシで越冬する特徴から、ご指摘のあったツチガエルのオタマジャクシに修正しました。

オタマジャクシの越冬には水が必要ですので、用水路の水が流れているうちに川まで流れていければいいのですが。
現在は稲穂が実る頃から翌年の入水まで田んぼの水を抜くのが普通になっていますが、これが田んぼの生き物を減らす原因の一つ。
それに合わせて田んぼの生き物を食べる鳥も数を減らした、と言われています。
もっとも、田んぼは人間が作った人工の空間で、本来日本の自然にはなかったものです。
そのころのカエルなど田んぼの生き物たちの状況がどうだったのか気になります。




鳥綱
スズメ目
モズ(百舌,百舌鳥,鵙)
モズ科 モズ属
出会った時期:中旬・下旬

縄張り宣言の「キチキチキチキチ……」という地鳴きがあちこちで聞こえます。
が、意外とシャイなのかあまり木のてっぺんに現れてくれません。


セグロセキレイ(背黒鶺鴒)
セキレイ科 セキレイ属
掲載:P171
出会った時期:中旬

名前のとおり背中が黒いセキレイです。
ただハクセキレイも背中が黒いものがいるので注意が必要です。
ちがいは黒い顔に目の上に白い線が入っているのがセグロセキレイ。
白い顔に目のところに黒い線(過眼線)が入っているのがハクセキレイ。


ツバメ(燕)
ツバメ科
掲載:P168
出会った時期:中旬

空を飛び回っていました。
下に降りてくれないので種まではわかりません。


ハシボソガラス(嘴細烏)
カラス科 カラス属
掲載:P174
出会った時期:上旬・中旬・下旬

いつ行ってもいるのがハシボソガラス。
嘴から頭までがなだらかにつながっているのが特徴です。



ハト目
キジバト(雉鳩)
ハト科 キジバト属
出会った時期:上旬・中旬

「ヤマバト」と呼ばれるように山によくいますが、町中でもカワラバト(ドバト)に混じっている時があります。

水を引いた田んぼに残っていた足跡は、ちょっと自信がありませんが、大きさと形からするとキジバトがぴったりです。



コウノトリ目
サギ科 アオサギ属
掲載:P154
出会った時期:上旬


第2趾(し)と第4趾の角度が90°くらい、そして小さい水かきがあるので、ダイサギかアオサギ。

以前ダイサギを見たことがあるので若干ダイサギの可能性が高いような気がします。



哺乳綱
ネコ目 イタチ科 テン属
出会った時期:上旬・中旬


ボールペンの長さはおよそ15センチ。
もしかしたらイタチかもしれません。

足跡は第1指と第5指が他の3指よりも後についているのでテンのものだと思います。

どちらも別の日別の場所ですから、同じ動物のものかどうかはわかりません。
こんな感じでテンの足跡と鳥の足跡が一緒になっていました。
まわりに羽根がなかったので、別々の時間についた足跡でしょう。
ダイサギが通ったあとでテンが通ったように見えます。


ヒト(人)の足跡
霊長目 ヒト科 ヒト属
出会った時期:上旬・中旬

流れてきた水を暖めるように田んぼを区切っていた波板をはずした時についてようです。
田んぼのあちこちで少しずつ稲刈りの準備がはじまっていました。





2013年10月21日 修正

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