挑戦!苔玉トウカイコモウセンゴケ2013
花が咲いて種ができていっぱい増えてきたトウカイコモウセンゴケ。
となるといろいろなことをやってみたくなってきます。
その一つが苔玉(こけだま)モウセンゴケ。
特別なことではなくて、単純にトウカイコモウセンゴケの苔玉を作ってみたいだけです。
実は去年はじめて作ってみました。
そのときは、普通の苔玉のようにモウセンゴケの根を包むようにケト土と鹿沼土(かぬまつち)を混ぜたもので団子を作り、周りにコケを貼り付けました。
ところが団子を圧縮しすぎたのか、それとも葉が浮き過ぎたのか、冬を待たずに枯れてしまいました。
失敗してしまった去年の苔玉トウカイコモウセンゴケ
木綿糸が見えて格好悪いので上からのアングルで
ということで、今年は苔玉に種をまくことにしました。
時間はかかりますが、より確実、かなと思ったので。
ということで、苔玉はケト土と鹿沼土を合わせて団子にまとめてから、コケを貼り付け、ギュウギュウとにぎりました。
中にモウセンゴケを入れていないので力いっぱいにぎります。
完成した今年のモウセンゴケ用苔玉
麻紐がはっきり見えます。
それだけでコケは張り付いてくれますが、水をやるとはがれてしまうので、上から麻の紐を巻き付けます。
普通は釣り糸ですが、時間が経つとなくなってしまうような天然の素材を使いたいこと、木綿の糸だったら、コケが完全に覆ってしまうまで見た目が良くないこと。
ということで、天然の素材でコケの間から見えてもそんなに違和感がない麻紐(あさひも)を使いました。
完成した苔玉のてっぺんをへこまして、そこにコモウセンゴケの種を入れます。
コモウセンゴケの発芽率はそんなに高くないので撒きすぎになるくらいたくさんまきました。
それが6月下旬。
種をまいて2ヶ月たった苔玉
相性がいいのか麻紐はほとんど見えなくなってます。
そして8月下旬にはトウカイコモウセンゴケが発芽しました。
まだ小さいのでよくわからないトウカイコモウセンゴケ(画像中央)
苔玉トウカイコモウセンゴケの一歩が踏み出されました。
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