【 虫(節足動物以外)のはなし】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

貝なのに毛のはえたカタツムリの謎

 大阪と奈良の間を通る二上山(にじょうざん)から屯鶴峯(どんづるぼう)へ向かうダイヤモンドトレールを歩いている時、カタツムリを見ました。
 といっても大阪でよく見るナミマイマイやクチベニマイマイとはちがって平べったいカタツムリ。

この記事にはカタツムリの画像があります。


平たいカタツムリと出会ったあたりのダイヤモンドトレール
平たいカタツムリと出会ったあたりのダイヤモンドトレール

 でもそれ以上に気になるのが、毛。
 貝なのに毛が生えているのです。
 病気とか何かが着生したのではありません。
 そういうかわった殻を持つカタツムリ。
 オオケマイマイです。

毛がはえた平たいカタツムリ
毛がはえた平たいカタツムリ

 カタツムリは海の貝と同様に石灰質の殻の表面をキチン質の殻皮(かくひ)で覆っています。
 その殻皮が毛のようになっているのです。


オオケマイマイ(大毛蝸牛)

軟体動物門 腹足綱 有肺目 オナジマイマイ科
活動時期:4月~11月
棲息環境:低山の林の草の上,
日本での分布:本州(中部以西),四国,

[レッドデータブック]
 環境省RDB:記載なし
 絶滅危惧I類:山口県,
 絶滅危惧II類:愛媛県,

  • 絶滅(EX):我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
  • 野生絶滅(EW):飼育・栽培下でのみ存続している種
  • 絶滅危惧I類(CR+EN):絶滅の危機に瀕している種
  • 絶滅危惧II類(VU):絶滅の危険が増大している種
  • 準絶滅危惧(NT):現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
  • 情報不足(DD):評価するだけの情報が不足している種


 ところが普通のカタツムリの殻皮にはすごい秘密があることがわかっています。
 目で見てわからないほどの細かい凹凸があり、ゴミがひっつきにくく、ひっついても雨で流れやすいようになっているのです。
 その構造を応用した汚れにくい外壁のような建築素材などもすでにあります。
 たしかに殻の汚れたカタツムリは見たことないような気がします。

 にも関わらずその汚れにくさを無くして毛を生やす。
 謎のカタツムリです。

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タグ: オオケマイマイカタツムリ有肺類二上山ダイヤモンドトレール

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はじめまして

** mojuni さん へ **

はじめまして。

四国と近畿は動植物層が共通しているところも多いですので、なにかの参考になれば幸いです。

まだまだ勉強中でいたらぬところは多々あると思いますが、よろしくお願いします。

初めまして

先日見た毛の生えたカタツムリのことを調べていてたどり着きました。
今住んでいるのは徳島県ですが、半年前までは愛媛に住んでいて、オオケマイマイが愛媛では絶滅危惧種になっているとは驚きました。
自然いっぱいの山の中での生活を始めたばかりで、またこちらのブログを参考にさせて頂こうと思います。ありがとうございました。

いきもの は なぞばかり!

** ななこ さん へ **
毛が生えてるカタツムリはあまりないみたいですね。
成長しても毛は生えてるみたいなので、もしかしたら毛に汚れを引き寄せて、汚れたら古い毛を捨てて新しい毛を生やすダスキンみたいなシステムなのかもしれません。

仮にそうだとしても、どうしてカタツムリのつるつるシステムを捨てたのか謎は残ります。

ほんと、生き物は謎ばかりです。

初めて見ました〜!

毛がはえてるっ!!ビックリ!不思議なカタツムリですね〜(~_~;)
カタツムリって、キレイ好きなんですよね〜 うちで飼育していたとき、土と草を入れて飼育していたのですが、カタツムリが土にもぐるんです。でも、土から出てくるのにナゼか汚れていない…大きな排泄物も、殻とカラダの隙間から出すんですが、自分が汚れないようにヌメヌメのカラダを器用にくねらせて排泄物からカラダを離すんです。
そんなキレイ好きなのに、ワザワザ殻に毛を生やすなんて…ほんとに不思議ですね〜(~_~;)
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