【 海岸・干潟・海のはなし】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

引き潮の砂浜のいきもの



波打ち際を歩いてみよう


 興居島(ごごしま)の二つの港、泊港と由良港の間に弓なりになった長い砂浜があります。
 といってもところどころ消波(しょうは)ブロックまで波が打ち寄せているところもありずっと続いているわけではありませんが。

 ちょうど引き潮の時だったので、波打ち際を歩いてみました。


砂浜には潮だまりが無い


 海の生き物を海岸で見るというと、やっぱり岩場になると思います。
 いくつもの潮だまり、タイドプールにはさまざまな生き物がいます。
 それに対して砂浜は……

 と思っているだけでは仕方ないので、いるかいないか確認です。


生き物が住んでる気配はあるのだけれど


 はたして、海藻(かいそう)が派手に打ち上げられている中、海藻(かいそう)以外の生き物はいそうにありません。
 砂の中にはいろいろと潜んでいそうですが、そういう生き物を見つける道具は持っていません。とりあえず砂浜を歩いていきます。

 小さい穴がぽつぽつ開いていて、ところどころから水が噴き出しています。
 貝かゴカイが住んでいるのでしょうが、見ていても一向に出てきてくれません。
 なぞのままです。


丸くて盛り上がったヘンなもの


 そして変なものを見つけました。
 砂浜がへこんでいます。大きさは10センチもありません。
 その中央が盛り上がっています。

へこんで盛り上がったヘンなもの
へこんで盛り上がったヘンなもの



 なかなか奇妙です。何かが突き刺さっているようです。

 転がっていた棒を拾ってつついてみるとわかりました。
 イソギンチャクです。

砂浜の小さな潮だまりのイソギンチャク
砂浜の小さな潮だまりのイソギンチャク




大丈夫?


 どういうわけか砂地に居ついてしまったのでしょう。
 イソギンチャクは自由に動き回れるというわけではありませんので、干潮で水の外に出るのはこれが初めてではないでしょう。

 水がなくて太陽が照りつける「外」にでることを何度も体験してまだ大丈夫のようです。
 もっとも、暑い夏の日差しの中では大丈夫でしょうか。

 イソギンチャクが砂地にやってきたことも不思議ですが、それ以上に水から出ても生きていけるのに驚きました。
 どうやって呼吸しているのかわかりませんが、イソギンチャクはなかなかタフな生き物のようです。


ほかには


 それ以外には波打ち際で見かけるのは主がいなくなった貝殻くらいで、生きている生き物には出会えません。

 海綿がいくつも転がっていますが、隙間だらけなのでもう死んでいるでしょう。

 クラゲも見かけましたがぴくりともしません。
 もっとも、生きていたとしても海から出てしまうと動くことはできないでしょうが。

バージェス頁岩のような砂浜のクラゲ
バージェス頁岩のような砂浜のクラゲ




空白地帯


 海には多くの生き物がいますが、砂浜の波打ち際をただ歩くだけではなかなか出会うことはできないようです。
 もちろん、陸にすむ生き物も見かけませんので、砂浜の波打ち際というのは、海の生き物と陸の生き物のどちらも避ける空白地帯なのかもしれません。

関連記事
スポンサーサイト



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: イソギンチャククラゲ砂浜興居島潮だまり

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

comment

管理者にだけメッセージを送る

イソギンチャクのノロイ(Re:新種? )

** 涼風堂 さんへ **

多くのイソギンチャクは歩くことができるそうです。
ただしとんでもなく遅いそうなので、見ていても気づかないでしょう。

それほど歩くのが遅い生き物が自分で砂浜なんて危ないところにやってきたと考えると、もっと不思議に感じます。


砂浜のイソギンチャクの種類はよくわからないのですが、潮が引くところに住んでいることと緑色が目立つことからミドリイソギンチャクかな、と思っています。

ミドリイソギンチャクは、強くはないものの毒があるそうです。

海の生き物は毒を持っているものが多いので、知らない生き物にはむやみに触らないほうがよさそうですね。

新種?

イソギンチャクのなかにも変人がいてるのですね(´▽`*)アハハ
海水の中と思ってるのは人間の硬い頭ですか? 
それとも イソギンチャクの冒険が 浜に定住?
卵で浮遊してるとき間違って浜にあがったとか。
両性動物(?)新発見かも。
その後何かわかりましたか?
二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS