幸運と うぐいす
5月の下旬。
ツツジの花を見に行った
山のあちこちからウグイスの声が聞こえてきます。
しかしウグイスは
緑の多いところなら住宅街でも声を聞くことはできますが、姿を見るのは至難の業。
写真を撮るとなると、もう幸運がやってくるのを待つしかありません。

金剛山葛木神社裏参道から見たツツジの花の季節の葛城山
そんな幸運がやって来ました。
片側が
遠くの藪まで遮るものはありません。
そこに動く影。
小鳥です。
うまい具合に高倍率のカメラを手にしています。
それで写してみると、どうやらウグイスのようです。
ウグイス(鶯) スズメ目 ウグイス科 ウグイス属 スズメくらい 漂鳥 |
![]() |
遠くに離れているのでウグイスも油断しているのでしょうか。
ウグイスの体は
ちょっとくすんだ緑色。
「鶯色」と聞いて落ち着いた黄緑色(
藪の中でも目立たないように、ということか、ウグイスは地味な色です。
鶯色(うぐいすいろ) 萌黄(もえぎ)


さえずっているウグイス
決して見た目がきれいというわけではありません。
決して珍しくはありません。
そんな鳥ですが、写真に撮るのは幸運が必要なのです。

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